多様なリハビリテーションのあり方(2)「マネージメント」
「触らないリハビリ」
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の続きになります。
マンツーマンリハビリからの卒業
リハビリテーションが利用者さんと直接的に関わるマンツーマンリハビリテーションだけっていう考え方からも卒業する必要があります。「触らないリハビリ」を実践すればそれでいいってわけではないってことですよ。
世の中の動きをしってほしい
2015年の介護報酬改定
2016年の診療報酬の改定
この改定に関する情報の中には繰り返し「地域包括ケアシステム」という用語が出てきます。病院で働いていようが、地域で働いていようが、身障領域とか精神領域とか、大人のリハビリとか子供のリハビリとかに関係なく、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士は「地域包括ケアシステム」に関係していく必要があります。
そうして、そんな改定の中で求められているのが
マネージメント
なのです。
2015年の介護報酬改定に登場したリハビリテーションマネジメント加算2はまさにコーディネーターとしての役割を求められている加算です。
多職種・多事業所連携の中心になるのが理学療法士や作業療法士などのリハビリテーション専門職なんですよね。
だけど、リハマネ加算2を積極的に算定するためには、リハビリテーション会議に参加したり居宅訪問したり、他事業所と連絡を取り合ったりする業務が必要となり、必然的にマンツーマンのリハビリテーションから遠ざかることになる。
書類が多かったり、多職種と話し合ったり、いわゆるマンツーマンリハビリテーションっていうだけの業務に専念することができなくなるのです。
マンツーマンリハビリテーション以外は理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の仕事じゃあないって思っているセラピストも多そうだけど、
だけどね、もうそんな時代ではないのですよ!
リハマネ加算
生活行為向上リハビリテーション実施加算
地域ケア会議
介護予防
こういった最近ホットな話題はすべて理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が地域の中で求められていることを示している。
だけどこの中で求められているリハビリテーション専門職種の役割は、マンツーマンのリハビリテーションではないんですよ。
こういったことの中で求められているのは
その地域でリハビリテーションというものをコーディネートしたり、多職種協業の中心になったりすることなんだ!
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士の役割の変化が求められているのに、現場で働いているセラピストの変化に対応するスピードはものすごく遅い。
時代の変化に対応できないセラピストは不要です。
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