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「中小企業診断士とMBAを目指して」その4(合格発表編)

合格発表日までの憂鬱な日々

前回のブログ(その4/受験日当日編)において、小論文の出来に手応えがなく、一方で面接は終始和やかな雰囲気であったという主旨の文章を書き綴った。
これは私だけではないと思うのだが、よほどの手応えが無い限り人間というのは結果が出るまでの期間、徐々に希望は薄れ悲観的な感覚に陥っていく・・・そういうものではないだろうか。

私はまさにその類いだ。令和3年11月19日(金)午前11時にインターネット上において合格者番号が掲示されるわけであるが、その3日前ぐらいからいても立ってもおられず、ついには普段の電車通勤をやめ、自宅から職場まで歩いて通勤することに・・・。
家で悶々と考えてしまうのが嫌で、外の空気を吸って普段歩かない道を通って頭をクリアにしたかったのが理由だ。

だからといって11月19日が頭から離れることはないのだが・・・

いよいよ合格発表

もうダメだ・・・朝からそんな気持ちが体全体を覆っていたように思う。
でも決して口にしてはならぬ・・・これまでの経験上、悪いことを口にするとそれが高い確率で本当にそうなってしまうことを実感として有していたからだ。

果たして結果は・・・

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職場の座席において、スマホ上で自分の番号がある事を確認した私は、一応は冷静さを装いながらすぐに部屋を飛び出し、人がいない事を確認してから渾身のガッツポーズを決めた!笑

競争倍率が7倍程度はあったであろうこの試験を突破できたことは、奇跡的または偶然という言葉でしか説明がつかないように思える。一方、私のようなごく普通の人間でも、日々コツコツと努力し積み重ねていけば、ある程度の知識は身につき、そしてある程度までの事は成し遂げられるのだということを改めて気付かされた。

サミュエル・スマイルズの言葉

最後に、サミュエル・スマイルズが記した「自助論」に自分がとても共感できる言葉が書き綴られているので紹介して本編の締め括りとさせて頂きたい。

「天は自ら助くる者を助く」という言葉である。

この言葉が意味するもの、
・やり続けていれば、チャンスは必ず訪れる。
・人が変わるのは自分自身の力によってだ。
・1000回の憧れより、たった1度の挑戦のほうがずっと価値がある。
・人間をつくるのは安楽ではなく努力。便利さではなく、困難である。


「中小企業診断士とMBAを目指して」その4(合格発表編) おわり

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