13年間していた習い事の話

どうも、山野コアラです。

自分を振り返る時に、私の核となる部分は、ここで結構形成されたのでは?と思う、習い事の話をします。

それはガールスカウトです。

ガールスカウトって実は歴史がめちゃ長いんです。
HPを確認したところ、日本では100年前からあります。
世界になると、もうちょい長くなりますね。

日本のガールスカウトは、2020年に100周年を迎えます。
ガールスカウトは、少女と女性のための世界最大の団体です。現在、150の国と地域に約1,000万人の会員がおり、世界各地で、「すべての少女と女性」がよりよい社会に暮らせるよう、彼女たちをとりまく環境・問題に向き合い、力をつける活動をしています。ガールスカウトは、世界中の人が一緒に力を発揮して、よりよい社会をつくるムーブメント(運動)に成長しました。

引用: https://www.girlscout.or.jp/about/history/

HP、のっけますね。

実はガールスカウトをしていたからと言って、目に見えるようなスキルがつくわけではありませんでした。(わたしの場合)

水泳だったら、泳げるようになったとか、
ピアノだったら、ピアノが弾けるようになったとか。

スキルを伸ばそうというより、総合的な活動をしています。

指導される側、指導する側、2つとも経験したわたしだからこそ、お話しできるものがあるかなと思ったので綴ろうと思います。

それでは行ってみましょう。

やっていた習い事

とはいえ、ガールスカウトだけをやっていたわけではありません。
1番長く続いたっていうだけの話です。

・水泳
・そろばん
・エレクトーン
などなど…

この中だと、水泳が身になってよかったですね。
学校のプールの時間も「泳げなくて苦」ということはなかった。
むしろ、泳ぐことしか得意じゃなかったから、夏だけ体育の成績がよかったくらいです。
どれも、一年くらいで辞めてしまいました。

なぜ続けられた?

・練習不要
・月2.3回
・近所で集まる。人によっては通ってる小学校とか。
・疲れない
・学校以外のさまざまなが年齢の人がいる(小一〜70代)
・活動場所、活動する人を変えられる(年代による)

練習が必要なかったり、
飽き性なので、活動内容が様々なのがよかったのかもしれません。

ガールスカウトって何するの?

正直、これ!というものがありません。
いろいろしました。

活動のベースとなるものが、集会です。
近所のスペースを借りて、工作をしたり、
次の集会で、キャンプに向けて料理をするから、メニューや材料を書き出したり、
キャンプの準備をしたりしています。

それとは別に、
課外活動で、自治体が主催するイベントに参加して、出店したりしてました。

小学生〜高校生のスカウト世代が、
きてくれた子どもたちに、工作の作り方を教えることもあります。

目に見えやすいのは、募金ですかね。
年2回くらいですね。
赤い羽募金と、緑の羽募金。

難民に鉛筆やノートなどのパックをつくって、手紙を同封して送ったりもしました。
しかも返信がくるんですよ!日本語じゃないから読めなかったけど!

お茶会と称して、お抹茶をたてて、おもてなしをしたりもしました。

ここに書き切れないくらい、多岐にわたって活動します。
何かを極める!という活動は特にしてませんね。

中学生になると活動の幅が広がる

おそらく、今書いたことだけの活動だったら、わたしは辞めていたと思います。

キャンプの準備より、料理より、

友だちと遊びたい!!

と思っていたから。

しかし、中学生になると、地域の活動だけでなくなります。
これがわたしの世界を広げました。

わたしは関東に住んでいるので、
東京・千葉・神奈川・山梨の南関東の中学生〜高校生年代(100人くらい?)と、テーマについて2泊3日で、話し合いをし、じゃあ具体的にどうする?などを議論し、みんなに発表するイベントが毎年あります。

毎年参加していました。

参加するだけじゃ足りず、実行委員なんかもやったりしてました。

わちゃわちゃと、グッズを考えたり、スケジュール管理をしたりしました。
助言をしてくださる方もそばにいて、見守っててくれます。
何かあったときだけ、声をかけてくれます。

普段とは全く違う新しい世界。
普段触れ合わない、大人。
わたしにとってはすごく新鮮で楽しかったです。
テーマについて話し合うことを楽しかったですが、初めましての友だちと交流することが本当に楽しかった。

テーマは、貧困だったり、エイズだったり、性だったり、障害についてだったり、いろいろです。
SDGsをもとにテーマが選出されます。

南関東の規模でなく、全国のものもありました。
もちろん、参加してます。

話し合うイベントだけでなく、キャンプも同様に全国規模のものがありました。
4年に1度とかだったような気がします。
もちろん、参加してます。

書き出してみると、地域の活動よりも、外の活動に精を出していましたね。

全世界にガールスカウトはあるので、交流したり、海外研修をしたりするプログラムもありました。

何を得た?

冒頭でお話した、目に見えるスキルは得ていません。
とは言っても、いろいろと活動はしてたので、何を得られたのかな…と考えてみました。

・初めてましての方と会話する力
→同年代の女子に限るですが、お互い話をしたい!と思ってこの場にいるんだからと、積極的に話しかけていました。

・チームをひっぱる力
→年齢など関係なく、チームの中のリーダーをすることができます。
メンバーの様子を観察したり、指導者からの伝言などをメモして、メンバーに伝えるなど、任されることが多いです。責任感が芽生えたと思います。

・視野が広がる
→日本には、世界には、いろんなひとがいるし、いろんな出来事がある。
日本で生活する私は、水も満足に供給できないあの地域の人よりかは、不便なく暮らせている。
ということなど、教えてくれます。

・キャンプ力
夏はキャンプをします。
火起こし、テント立て、調理、キャンプファイヤー…。
夜中に、靴を外に出しっぱなしにすると、朝露靴が濡れてしまう。
とかいう知識も、備わりました。

小学生からやっていたガールスカウトなので、きっとこれ以外にも得たものはあるはずですが、
身に染みまくってて、意識してない部分で、生きていると思います。

気付けてないんですけど、そう思います。

おわりに

ガールスカウトという名なので、まわりには女性しかいません。

それが、自分をより出せた一因でも、あるかもしれません。
よし悪しあるとは思いますが。

わたしは、大学生になるときに、指導者資格をとって、指導者になりました。
しかし、社会人になるときに、両立は厳しいかなと思って、辞めました。

そんなわたしだから、語れるガールスカウトのことを今回綴ってみました。

ガールスカウト、習い事(というかガールスカウト業?)としておすすめです!
子どもだけでなく、大人も指導者として参加できますよ〜。

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