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病は気から?気は病から?中医学と薬膳でメンタルと体の関係を開講しました

今日は、女性に起こりがちなケーススタディ薬膳で「メンタルと薬膳」を開講しました。

病は気からと言われますが、本当に気からなのか?
それとも、体調不良からメンタルが乱れるのか?

それはどちらからもです。

中医学では、五臓と体の各部位、感情までが体系付けられていて、ある感情が強すぎると関わる五臓の不調になりやすく、その感情をよく持つ人は関わる五臓が弱い(またはバランスを崩している)と考えます。


誰もが普通に持つ7つの感情を七情と言います。


人が持つ7つの感情は強すぎると対応する五臓が傷つく


七情とは怒喜思憂悲恐驚の七つ。

それぞれは人が誰でも当たり前に抱く感情ですが、強すぎると関連する五臓を傷つけると言われます。

すると、その働きが弱るため不調に繋がるということ。

例えば、悲しいという感情は五臓の「肺」を傷つけます。
肺が弱ると、呼吸器系の弱り、肌の乾燥、バリア機能の弱りなどに。

体のバリア機能が弱れば、普段はひかないカゼに罹りやすくなったり、肌の乾燥から傷ができやすくなり細菌にも感染しやすいということ。

それぞれの感情と五臓の関係性を知っていると、少し気持ちを変えようとかそんなに怒り過ぎないようにしようなどと自分でも感情のコントロールができるかもしれません。

なぜなら、人が誰でも持つこの7つの感情も強すぎることが対応する五臓を傷つけるためです。


よくその感情を抱く人は、対応する五臓のバランスが崩れている


よくくよくよしている人、ビクビクしがちな人、よくイライラしている人・・・

抱きがちな感情は対応する五臓の弱りだと中医学では考えます。

その五臓の働きが上手く行っていないことで起こる不調と合わせて、良く抱く感情、つまり外から見たらその人の性格の一部と言ってもよいことと当てはまるのです。

少しお付き合いしていると、きっと五臓のここが今弱っているだろうとか、こんな不調がありそうだとか、中医学を学んでいる人はなんとなくわかるようになります。

病は気からという意味は、中医学では感情と五臓が関係するため、その感情が強くなれば弱る部分が予測でき、不調が長引いている人は関連する感情を持ちやすくそれが性格の一部になるということなのです。


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