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日焼け対策潤い補給、貧血対策にもなるホタルイカ・アスパラ入り冷製トマトパスタ

梅雨入り前ですが、夏日、真夏日・・・になりそうです。
晴れれば日差しも強く気温も高いので、外を歩く時は水分を持たないと!って思いますよね。

つい、キンキンに冷えた飲み物やアイスが欲しくなりますが、それは一時の事。アイスを食べれば喉が渇いて水分が欲しくなるし、冷たいものばかり飲食していると夏になる前に胃腸が弱って夏バテの元です。

暑い時に日焼け対策とすばやく潤い補給できる代表はトマト。

完熟トマトの冷製パスタに薬膳の視点で食材をプラスします。
日焼け対策と貧血対策、潤いとパワー補充になるパスタのレシピをご紹介しますね。


トマトとホタルイカとアスパラガスの冷製パスタ

【材料】(四人分)
トマト大3個、ゆでホタルイカ1パック、アスパラガス1束(5~6本)、にんにく1かけ、青紫蘇4枚(またはバジル適宜)、飾り用スナップエンドウ、塩小1、オリーブオイル大3、パスタを茹でる塩大2~3、パスタ(カッペリーニかスパゲッティー二がおススメ)

【作り方】
①トマトはヘタを取って、ざく切りにして大きめのボウルに入れておく。アスパラガスは洗って下の方の堅い部分はピーラーで皮を剥いておく。にんにくは、半分に切り包丁でつぶしておく。鍋に塩大2~3を入れ、たっぷりのお湯を沸かしておく。(鍋の大きさと水の量で塩は加減してください)。

②ホタルイカは、さっと熱湯をかけて熱を冷ましておく。

③トマトを入れたボウルに、にんにくと千切りにした青紫蘇、冷ましたホタルイカ、塩小1、オリーブオイルを入れて、さっと混ぜておく。
(わが家はに香りづけににんにくを使って、食べる時に出してしまうので、大きめの塊で使います。にんにくを一緒に食べたい方はみじん切りで!
にんにくは生だと強く温めるので、熱が体にこもっている時、ホットフラッシュなどの方は食べずに出しましょう。)

④お湯が湧いたら、スナップエンドウ、アスパラを先ずゆでる。スナップエンドウは30秒~1分。アスパラは2分。
同じ鍋でパスタを茹でる。パスタを茹でている間にスナップエンドウとアスパラを冷水で冷ます。アスパラは一口大にきって③に混ぜる。

⑤パスタがゆであがったら、冷水に取り冷ましてよく水を切り③のボウルに入れて混ぜ合わせる。

⑥皿に盛り、スナップエンドウを飾って出来上がり

トマトは夏の万能薬

トマトは、カラダに必要な潤いをもたらし、喉の渇きをいち早く止めてくれます。

水より早く細胞に浸透するから。水の分子より細かいので吸収が早いのです。汗で失われた必要な水分をいち早くチャージ!

嘘だと思ったら、暑い日に外から帰ったらまずプチトマトを3、4個食べてみてください。

激しい運動で汗をたくさんかいた後は別として、それだけで、水を一気にガブガブ飲まなくてもいられるので。

夏の胃薬としても、トマトを覚えておいてください。
胃を丈夫に、消化を促進する効能があります。

抗酸化作用も豊富

トマトのリコピンは、強い抗酸化力を持ってます。

β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍もの抗酸化作用があると言われますし、ビタミンC、Eも多く、美肌効果が期待できます。

真夏の強い太陽の光を浴びても、枯れずにあのみずみずしい実をつけるのですよ。

私たちも、トマトのパワーをいただいて日焼け対策して、もう少しおおらかに夏の太陽に立ち向かって行きましょう!
ミイラのように肌を全て隠して、誰だかわからない状態で外出するのではなく。

トマトのリコピンは脂溶性なので、油をつかった調理がおすすめです。
フレッシュ状態で食べるにしても、マヨネーズやドレッシングのオイルと一緒に摂ることで吸収力が高まるのです。

アスパラガスは潤いとパワーアップ食材

アスパラガスに含まれるアスパラギン酸は新陳代謝を高める効果があります。
お肌のターンオーバーが遅くなっている世代は新陳代謝を促して、シミそばかすをいつまでも残さないようにつとめたいですね。

新陳代謝がアップすれば疲労回復も早くなる。

40代以降は徐々に潤いもパワーも不足して行きます。
ぐんぐん伸びるアスパラガスの生命力をいただいて、夏でもイキイキ過ごせるように。

トマトと同じく体を冷やす性質です。ジューシーさも潤い補給ですが、この潤い分でもトマトと共に体の熱を冷ますことができます。

ホタルイカでも潤いアップ!タウリン豊富で疲労回復にも

イカ全般にはタウリンが豊富に含まれています。


ドリンク剤のCMでもタウリン1,000mgとか言っていませんでしたか?
これは疲労回復成分、肝臓の解毒強化成分なのです。


アスパラガスのアスパラギン酸とタウリン豊富なイカを合わせたら疲れも取れそうですよね。

薬膳では、イカは体の構成要素「気血津液」の「血(けつ)」と潤い成分「津液」を増やすとされています。

海にすむイカは陰陽で言えば陰の要素を持つ生き物なので、陰である水分を増やすと考えるのです。

冷やす性質の物を食べることで常温でも体にこもた熱を冷ます

薬膳ではすべての食材には、冷やす・温めるなどの性質があり、それは常温で食べた時に体に作用するものです。

トマトが生なのでそのまま冷やしますが、キンキンに冷えていなくても潤い成分と共にしっかり体の熱を冷ましてくれます。

食べる時はあまり冷たくし過ぎずに召し上がってくださいね。

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