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更年期世代で日焼けを気にする人が忘れていること

日焼けを気にする人が忘れていることとは、日焼けを気にするなら「これをしておいた方が良いよ」ということです。

おすすめすることとしてしまうと「日焼け止めの塗り忘れ」と思われてしまうと思ったので、このタイトルにしています。

これは、しっかり日焼け止めも日焼け対策の防止や手袋などをしていると言う人にも読んでいただきたい内容です。

空気が乾燥していて日差しが強いGW頃と秋の初めの9月から10月初旬頃は日焼けしやすい時期です。

空気が乾燥していると人の体も乾燥しがち。

お肌が乾燥していると日焼けしやすくなってしまいます。

乾燥している時期は、要らない水分を沢山溜めているタイプにとって最も快適に過ごせる時期です。

でも、更年期以降の世代は必要な潤いは足りていなくて要らない水分(どぶの水)は溜めているケースが多く、潤い不足のために気温が急に上がった日は、頭痛やめまい、火照り。イライラなどが起こりやすくなります。

それは、気温の高さ=熱が体に影響し熱をこもらせやすくなるためです。
必要な水分が十分あれば、熱を冷ますことができる。

つまり陰(必要な水分)と陽(熱)のバランスが取れている状態に。

ところが、中医学では冷やす水が足りないために冷ますことができないと考えます。

もともと潤い不足なので、お肌も乾燥しがちです。

そこに、強い紫外線を浴びると乾いた紙や木が燃えやすいように、お肌も日焼けしやすくなります。

外から日焼け止めを塗っておくことは大切ですが、それに加えて内側からも日焼け対策をしておくことをお勧めします。

その一つに、しっかり必要な潤いを増やしておくことは欠かせません。

潤いの一部は血(けつ)を増やすものを摂っているか?


水分補給と言うと、水やお茶を飲むことを考える人が少なくありません。

もちろん、水を飲むこと大切なのですが、それ以外に更年期以降の女性は血(けつ)を補うことも忘れて欲しくないのです。

血液は液体で、汗をかいたら血液がドロドロになることは多くの人が知っています。

汗で必要な水分が出て行ってしまうと、血(けつ)の中の潤い成分(津液と中医学では呼びます。)が足りない部分を補ってしまうためです。

そのため、水分補給のために水を飲むだけでなく、血(けつ)を補うことも忘れないで欲しいのです。

日焼け対策には水分補給と血(けつ)を増やすこと。それが潤い成分を増やすということになります。

潤いをアップさせるだけでなく、抗酸化力の多いものも摂っておくとお肌のダメージ回復や日焼け予防になると言われています。

抗酸化力の強い食材を摂っているか?

抗酸化力はフィトケミカルと言われるものに含まれています。

フィトケミカルとは、野菜や果物、豆類、芋類などに含まれている化学物質です。

植物は自分で動いて場所を変えることができないため、紫外線や有害物質、害虫などから身を守るため色素や香り、苦い味や辛い味などを作り出します。

バラにもトゲがありますが。

このフィトケミカルは栄養成分とは別に人間の健康に影響があるとされ注目されるようになったもの。

フィトケミカルには抗酸化力があるものが多いことがわかっています。

例えば、真夏に強い太陽にさらされているにもかかわらず、みずみずしさを保っているトマトやスイカには、リコピンが多く含まれています。


エビやカニなどの甲殻類にはアスタキサンチンが多く、化粧品にも使われています。

その中でもポリフェノールのと言われるものの中にアントシアニンがあり、ベリー類、ぶどう(皮が紫系のもの)、いちご、なす、黒豆、小豆などに含まれます。

このことを知ってから、積極的に赤や黒、紫などの野菜や豆類を意識して摂るようになりました(笑)

薬膳では、黒い色のものは老化と関わる五臓の「腎」に良い食べ物。赤や黒の食べ物は血(けつ)を作る素とされていて、表現は違っても言っていることは同じなのです。


日焼けを気にする人にやって欲しいこと

日焼け対策には、お肌を乾燥状態にさせておかないために、必要な潤いと血(けつ)を増やす食材を摂ることと、抗酸化力のある食材を摂ること。

外から日焼け止めを塗ることに加えて、この二つをしておくことで、乾燥対策+日焼け前後のお肌の予防と修復の薬膳になります。

それらの効能のある食材を使ったレシピをご参考にしてみてくださいね。



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