女性の年代別着目ポイント徹底スタディ2期開講~更年期の自分、お客様やご両親を知る
今日から全五回の『薬膳ウーマンライフケアアドバイザー認定講座』の第二期が始まりました。
この講座では生理が始まってから、更年期を迎えやがて閉経、人生100年時代と言われる現代女性の各年代別の特徴を知ることができます。
まずはご自身のこれからの健康の維持、その先に娘さん、お母様、そして各世代のお客様へ食事のアドバイスができるように、世代別の特徴を理解した上で、どこに着目するかを中医学の知識で使えるものにする講座です。
誰もが自分が経験したことのない世代の悩みが分かりにくい
今日は、女性の不調の中で中医学ではどこを気にして行かなければならないと言われているかと三つのポイントに絞ってお伝えしました。
生理が始まるということは、西洋医学では女性ホルモンが関わることがわかっています。
「ホルモン」という概念がなかった数千年前の中国では、何をもってホルモンの働きに当たるものを考えていたか?
全く同じものを指すことはできませんが、中医学で言われる二つの物がいわゆる「ホルモン」を指していることをお伝えすると、そこからホルモンバランスの崩れとは中医学的に見ると何のバランスの崩れなのかが分かって来ます。
女性は閉経すると女性ホルモンの分泌によって助けられていたことがなくなるために、様々な不調が現れます。
その中でも、自分の年齢以上のことは実体験が無いので、その方のお悩みを理解することが難しいのです。
そこで、中医学的に女性の年齢による体の変化を学ぶと、その不調の起こる仕組みも理解できて、自分が体験していない年齢層のお悩みも理解しやすくなります。
何のために陰陽や気血津液、五行学説を学ぶか
中医学では人の身体の仕組みを、陰陽や体の構成要素とされている「気血津液」、五行学説に基づく五臓六腑などで考えます。
現代医学の知識があるとこの考え方が理解できず、中医学が嫌いになるケースもあるのが残念。
陰陽他の基礎理論は図形の面積を求める公式のようなもので、公式を実際の「人」の事例で見て行くことでまさに、今まで学んで来たことを使える段階に入ります。
中医学的なその人の身体の中の状態を「証」と言いますが、これは血液型やパーソナルカラーなどのように一生同じではないのです。
その時の不調から、体の構成要素の過不足と関わる五臓の関係を見て判断して行きます。
基礎講座ではパワー不足や疲れている時(中医学では「気虚」)の時におすすめする食べ物はすでに学んでいるので、「証」が分かればその人におすすめする食べ物に繋げて行くことができるのです。
日本人女性のライフステージも体調と関係する
今日は全体を通しての日本人女性を取り巻く環境についてもお伝えしました。
欧米や中国の女性ではあまりないかもしれないライフステージの特徴も日本人女性だからこそと言うものがあります。
その特徴から、この世代はどんな不調を招くか分かっているとアドバイスに繋げやすいのです。
日本人女性は本当に辛抱強い人が多く、一人で何役も抱えて頑張る人が少なくありません。
これは海外の方から見ると驚異的ともいえるほど。
今は、SDGsの考え方、ジェンダー問題などから世の中考え方や社会の仕組みが変わって行く過程です。
そんな時代に女性が少しでも健康を維持して本来持っている美しさを全面に出せるよう、またそういう女性を増やせるようにあと4回しっかり学んでくださいね。
私も130%の力でお伝えします。
第一期受講の皆さんからのお声は公式ホームページに掲載しています。
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