見出し画像

平野区長の課題と提案

平野区の区長になって半年が過ぎようとしています。
現在抱えている課題と提案、感じていることなどをまとめておこうと思います。

区長の仕事は権限が突出しています。というよりは、区長が進めなければ、何事も殆ど進まないことが多いということです。今回、区長になって業務に当たるのに、各行事については評議員の中から担当を決めました。ある程度、権限の委譲を行うことで、次年度以降も継続して行うことができると考えたからです。僕自身が区の仕事に不慣れなこともあります。

しかし、行事以外の管理業務(公民館、備品や消耗品の管理・購入など)については、ほぼ区長が決めて決済(承認)します。勿論、評議員に”お伺い”を立てますが、組織の中では初めての経験です。例えば、備品を購入する際、価格の低い消耗品などを除いて、『担当者が見積もりをとって上長承認をもらって、購入、報告』するのが一般的な流れです。現在は区長が見積もりを取って、自分で決済(承認)します。もし、可能であれば、評議員に見積もり検討をしてもらい、区長決済、会計確認と言う流れにしたいのです。

行政事務連絡会で驚いたのは、町長が司会進行をしていることです。いままで、独立行政法人を含め、外資系企業、一般法人では局長や課長、社長、部長などでは、管理職の長が司会進行を務めるなんてありませんでした。

個人経営以外の組織が持続的に運営するために、ひとりの変革者だけでは推進力が足りません。強いリーダーシップが求められるのであれば別ですが、大抵は皆が望むようなムーブメントが理想的です。ムーブメントを起こす時、重要なのは、リーダーではありません。2番目の支持者(フォロワー)が現れることです。
以前、ファシリテーション講座を受けた時に、授業の中でとても興味深い動画を教えていただきました。

無題

TED. ムーブメントの起こし方

結構有名な動画ですが、とても分かりやすい解説です。

できれば僕はフォロワーでありたい。

とはいえ、具体的に前期にやり残していることが沢山あります。
・街灯の管理(取り替え、番号管理)
・公民館の扉修繕
・公民館の網戸設置
・運動公園のトイレ修繕(→次年度予算に繰り越す予定)
・リーフレット(HP)作成
・墓地管理組合の機能正常化。

企業に勤めていた時は年間全国10拠点のペースで新部署開設をひとりで担当して、もう少しスピーディにことは運んでいたのですが。

後期には迅速に業務を進めていきたいです。