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文雲てん
2022年8月3日 01:45
恥の多い生涯が現在進行形で進んでいるな、とふと思います。好きな場所で迎えた夏も、もう1ヶ月が過ぎて、変わらず灼熱の毎日です。スーツを着たり脱いだりして、自分じゃない人間を見てるような体験をして、ずっと社会に触れてきたはずなのに、関わり方ひとつ変わっただけでこんなにもはみ出せてしまうことをもはや才能のように感じていた今日この頃。希望も光もないけれどやっと藁くらいは掴んだかしら、てな感じです。
2022年6月22日 19:50
手紙を書くとき、書き直す癖をなかなかやめられない。筆跡に表れたじぶんが随分と急かされているようで一度立ち止まった。ぐちゃぐちゃになった近況の要約を丸めて、「深海」とそれだけ書いた。夏至の前日に書いた手紙。いちばん深い場所にいた、死と詩と、そんな話。
2022年5月23日 19:33
「今、どんな景色が見えますか?」 この問いの前に立ち、もしかしたらいま、言葉でしか掬えないものの輪郭を掠めたかもしれない、その気配を感じられたかもしれない。 写真を見なくても思いだせる景色があります。それは瞬間の連なり。目だけでは見なかったものたち。いつだったか「すべてこの星の出来事」と書きました。それを目の当たりにした時にいてもたってもいられなくなった時のこと。どうにかしてそれに触れた