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人間失格フラグ

 恥の多い生涯が現在進行形で進んでいるな、とふと思います。好きな場所で迎えた夏も、もう1ヶ月が過ぎて、変わらず灼熱の毎日です。スーツを着たり脱いだりして、自分じゃない人間を見てるような体験をして、ずっと社会に触れてきたはずなのに、関わり方ひとつ変わっただけでこんなにもはみ出せてしまうことをもはや才能のように感じていた今日この頃。希望も光もないけれどやっと藁くらいは掴んだかしら、てな感じです。

 Now playingという詩を書いたのが2ヶ月と少し前で、この期間、自分が考えてきたことは言葉の形をしないことが多かった。別の道を行っているのに、気づけば同じ場所に帰ってきてるあの現象を何度も繰り返してきた。歩くことはずっと好きで、やっと新しい道を見つけたよ。また戻ってくるかもしれないけど、まあそれはそれでいいじゃない。

 ともだちと話してる時に、かけた言葉を反芻しながら思い出したことがあった。「あなたが手渡してきた優しさがかえってきてるんだよ」と言ってもらったこと。たぶん、わたしはずっと手渡されてきたんだ。あの時言ってもらった言葉を思いながら、わたしはやっと手渡せた気がした。あなたが誰かにこれを手渡す日が来るのなら、こんなに嬉しいことはない。


 7月の暮れに書いた詩です。Now playingという詩から2ヶ月と少し、特に続編として意識したわけではなく、書き上げたものを見て自分の中で続いてくものなんだと感じました。日々が続いてくようにこれはぶつ切りの感情なんかじゃなかった。

To be continued


 最後に少しだけ余談ですが、最近人生で初めてブリーチをして大学デビューみたいな髪色になりました。することもないので色が変わってく髪の毛を眺めながら、美輪さん、カズレーザーさん、ごくせんにひとりはいた金髪のヤンキーを思い浮かべるなどしたのが思い出です。

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