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コロナ禍での妊娠体験記#2 心拍確認〜出産予定日の確定まで

こんにちは。妻のショウガです。
9月に入ってから、8月のお天気とは打って変わって不安定な天候が続いていますね。あっという間に台風が心配な季節になってしまいました。(まだ夏が終わらないで欲しいのに・・・)

今日も、コロナ禍での妊娠体験記#2ということで、前回の続きから書いていきたいと思います。

どのタイミングで親に伝えよう?

無事に妊娠が確定してから、2人で相談し、その日のうちに自分たちの親へ報告することにしました。
もちろん、心拍が確認できてから、出産予定日が確定してから、という考え方もありましたが、それよりもうれしさを共有したかったことと、離れて暮らす家族へも、コロナウイルスの影響があり、いろいろと心配をかけている最中だったので、何かうれしい話題を届けたい、という気持ちがありました。
それぞれ電話で自分たちの親へ報告をしたのですが、私の両親も電話越しでもわかる、とてもうれしそうな声で「よかったね、おめでとう」と言ってくれました。

赤ちゃんの心拍を確認するまで

私は妊娠するまで、出産予定日はすぐにわかるものだと思っていましたが、実は、赤ちゃんがある一定の大きさに成長するまで出産予定日は確定できないようです。(しかも、その後修正されることもあるそう)
私も初回では胎嚢を確認するにとどまり、出産予定日の確定は次回へ持ち越しになりました。
先生からは「心拍が確認できると、さらに流産の確率がぐっと下がります」と伝えられ、また長い2週間を覚悟しました。

そこからは【妊娠9週/10週の壁】とか、初期流産のことを調べに調べて、相当ナーバスになっていました。初期の流産は自分の努力ではどうにもできないことがほとんどだと知識はついても、自分の気持ちをうまくコントロールできず、やたら本を読んだり、ネットで記事を検索したり、ぐるぐると同じような時間を過ごしていた気がします。

待ちに待った2回目の産婦人科の日。
この日は奇しくも私の誕生日でした。自分の誕生日など微塵も気にする余裕がなく、体調不良を感じながら病院へ向かいました。
結果は、無事に、心拍が確認できました・・
本当によかった。力が抜けました。
先生が心拍を聞かせてくれて、ずいぶんと早く聞こえる赤ちゃんの鼓動に感動しました。
「心拍も早いし、大丈夫。元気に育っていますね」と言われながら、2週間前とはずいぶん違った赤ちゃんの姿にも驚いていました。前回は、婚約指輪みたいな形をしていたのに、少しずつ、赤ちゃんらしくなってきていたのです。

出産予定日がわかったら

心拍確認後、先生は赤ちゃんの大きさを計測し、生理予定日と照らし合わせて、出産予定日を教えてくれました。
・里帰り出産は断られる場合も。すぐに予約を
・出産予定日がわかれば、母子手帳を交付してもらえるので取りに行くこと
・仕事をしている人は、いつ会社に伝えるか、きちんと考えること
・とにかく妊娠初期は無理は禁物なので、激しい運動はもちろん禁止。体調が芳しくないと感じたときは必ず病院に電話をかけ、指示を仰ぐこと
・仕事も状況を見ながら判断すること。通勤がつらければ母性健康管理指導事項連絡カード(通称:母健連絡カード)に書くこともできる。コロナウイルス感染のリスクも高まることから、なるべく通勤は避けること
などを説明してもらいました。妊娠はわかったその時点から、やることがいっぱいです。

私はもともと地元の分娩先に目星がついていたので、すぐに電話をかけ、予約を入れました。無事に予約は取れましたが、
・できれば25週のタイミングで検診を切り替えて欲しい(仕事をしているのでそれは無理)
・もっとも遅いパターンで30週で検診を切り替え
・検診切替前の2週間が待機期間になるため、結論、28週のタイミングでは地元へ戻ることが条件
・待機期間中は毎日検温をしてチェック表に記入すること
などなど、がっつりとコロナ対策の説明を受けました。
その時点では、家族や夫の病院の立ち入りに関する詳しい説明はありませんでしたが、多くの制約や感染拡大の状況をふまえて、出産の立ち会いなどは難しいだろうと予測しました。

職場への報告

分娩先の病院で予約を入れたことにより、自分の出産スケジュールが明確になって安心できた反面、予想以上に早いタイミングで地元へ帰省せねばならず、当初思い描いていたよりもずっと早くに産休になりそうだということに焦りました。
妊娠がわかった時点では、体調のことを最優先にしつつも、できればぎりぎりまで仕事がしたいと思っていたからです。
妊娠が判明する前からも、体調不良で職場の人たちには心配をかけてしまっていたので、まだまだ予断を許さない状況ではあるものの、職場の上司や同じチームのメンバーには妊娠を報告し、早めに業務のことを相談することに決めました。実際に時間をとって説明したのも、妊娠9週〜10週という本当に初期のタイミングでした。

仕事をしている人も、そうでない人も、周囲の人たちにはどのタイミングでどのように伝えるか、本当に迷う部分だと思います。妊娠はそれぞれ個別事情があり、状況が異なるため、一般的にこれが正しい、という判断ができず難しいですね。
私の場合は、職場へは必要に駆られて早期の報告にはなりましたが、本音では、もう少し先まで心に留めておきたかったです。妊娠は何があるかわからないし、初めてのことばかりで頭が追いつかず、とにかく不安だったからです。
逆に、夫の職場への報告はと言うと、もちろん急ぐ必要がないので、安定期に入るまでは報告しない方が良いと判断し、この時点では何も報告はしませんでした。

#3へ続く

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