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ドクターのことば

これからの治療をどうしましょう?

私は引き続き薬で症状を抑えて、不妊治療を行いたいです。
そういうと、ドクターは

「本当はね。既に子宮を取る選択を取らなければならない、医師としても
それを勧める。
でもね・・・」

ドクターは言葉を続けます。

「以前の僕の患者さんで、きり子さんと年が同じくらいの方に同じ症状で
医師として、子宮全摘を勧めたら、その人は病院に来なくなってしまった。
そして、最後の診察から2年が経ち、その人が再診に訪れた時には
もう手の施しようがなくなっていたんだよ。
だから、もう少し考えて、そしてセカンドオピニオンを取って、きり子さんが納得する答えを出してください。」
と言われました。

私はその時、あぁ私には考える時間が少ししかないんだな。
と思い
でも自分の意思も通せたらと思い。
子宮温存方法を得意としている、東京の大きな病院にセカンドオピニオンを取りに行くことにしました。
ただ、その大きな病院は大きな病院なだけに、セカンドオピニオンの予約さえも時間がかかるのでありました。・・・次回へ続く

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