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写真と歩んできた14年

 みなさんこんにちは。 毎度お馴染みタローヤキニクです。

 今回は配信関係のお話を一旦置いておきまして、写真の話をしようと思います。

 というのも、noteのトップページで「 #カメラのたのしみ方 」というハッシュタグへの投稿を募集していたので、ここは乗っかっておこうかな。という安易な思いつきが始まりです。

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 僕が写真を真剣に撮り始めるようになったのは、今から14年前の17歳の頃でした。海が目の前にある県立高校に通う、ごくごく普通の高校生。ただし多感なお年頃。最初はオリンパスのμ(ミュー)というコンデジを手にいれたことから始まりました。タッキーがプールに飛び込みながら写真を撮るっていうCMが放映されてたと記憶しています。

 惜しいことに当時の写真は一枚も残っていませんが、当時は当時なりに楽しく写真を撮っていたと記憶しています。

 大学受験を控えた高校三年の夏。僕は「普通の会社に就職しても絶対にうまくやっていけないだろう」という理由で普通の大学の受験を諦め、東京工芸大学芸術学部写真学科への進学を決めました。(のちに、マジで普通の組織体系の会社は肌に合わないということを実感しましたが、またそれは別のお話で)大学合格後、授業で使用するということで初めてフィルムカメラを買い、モノクロ写真に傾倒。高校卒業までの時間を切り取った写真で自身初の個展を開きました。

 大学入学後は二人のフォトグラファーに師事し、業務をこなしながら撮影の進め方やレタッチテクニック。撮影時の考え方を吸収します。

 授業も実技が多くてとても楽しかったけど、業務に役立つようなことは少なかったなぁ。でも、僕の写真術の礎になったのは暗室で泣きながら現像とプリントを行なっていたあの4年間です。それは間違いない。

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 僕は自分がフォトグラファーになることを露ほども疑っていませんでした。絶対に成功したい。自分の好きなポートレートで戦ってみせると決めて、そのための活動もしてきました。毎月どこかへ夜行バスで出かけてはモデルを引き受けてくれた方の写真を撮り、東で仕事があれば車で行き。西にいいロケ地があると聞けばレンタカーで向かったりもしました。個展はできませんでしたが、グループ展に3回参加。デザインフェスタも一度出展しました。

 そんなこんなで大学を卒業してからは、3年間東京都中央区にあるスタジオでアシスタントとして働きました。そこではブツ撮りの仕事を学び、週に4泊は当たり前というような生活を送りました。今思えばタフな体はここでできたんだろうなと思います。タフというか、疲れを疲れと認識しない体という方が正しいのかもしれないけれど。

 アシスタント業務を卒業し、フリーランスか...というところで知り合いの写真館の社長が倒れたと聞き、急遽そこでお手伝いをすることに。1年くらいで卒業するつもりが、6年...長々と居座ってしまいました。業務の9割は卒業アルバムの制作業務で、いろんな学校におじゃましました。

 あの会社で学んだことは多かったですが、失うものも多かったと思います。自分自身が作りたい、撮りたい写真を撮りに行く時間がなかったのです。それが最大の不満でした。そして今年の1月、アルバムの納品が終わったところで退社。ようやく一歩を踏み出せたのです。これからいろんなものを作って行きたいと思っています。写真だけでなく、そのほかのこともね。

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 ここまで長くなってしまいましたが、次の記事で #写真のたのしみ方 についてしっかり話していこうと思います。引っ張ってしまってすみません。話題を接続できなくなっちゃったのw

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