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一穂ミチの最新刊情報・オススメ作品・著作一覧とシリーズ作品まとめ

この記事では、一穂ミチ先生の最新刊情報とオススメ作品を紹介しています。

また、著作のうちの商業出版物を追える限りすべて網羅し、ジャンル別に分けています。

なお、新装版などが出ている作品は、原則最新のものを紹介しています。

※カップリングの組み合わせ、ハッピーエンド/バッドエンド、ラブシーンの有無、人によっては地雷になりそうな描写も紹介しているので、ネタバレを回避したい方は目次だけご覧ください。

一穂ミチの最新刊情報

一般文芸最新刊『恋とか愛とかやさしさなら』

一穂ミチ先生の一般文芸最新刊は、2024年10月30日発売の『恋とか愛とかやさしさなら』です。※Amazonで予約が始まり次第リンク貼ります。

文庫本最新刊『砂嵐に星屑』

一穂ミチ先生の文庫本最新刊は、2024年7月11日発売の『砂嵐に星屑』です。

BL最新刊『青を抱く』

一穂ミチ先生のBL最新刊は、2023年8月24日発売の『青を抱く』(過去作品の新装版化)です。

漫画原作最新刊『イエスかノーか半分か②巻』

一穂ミチ先生の漫画原作最新刊は、2024年3月1日発売の『イエスかノーか半分か②巻』です。

一穂ミチのオススメ作品

一穂ミチ先生の著作の中で一番のオススメは「イエスかノーか半分かシリーズ」です。

教師×生徒ものが好きな方には「雪よ林檎の香のごとくシリーズ」もオススメ。

オトナの恋が好きな方は「新聞社シリーズ」も楽しめると思います。

高校生のピュアな恋が好きな方には『ぼくのスター』、シリアスな展開が好きな方には「ふったらどしゃぶりシリーズ」、年の差カップルが好きな方には『ひつじの鍵』を推します。

最初からBLはハードルが高いので一般書から読んでみたいという方には、『スモールワールズ』『光のとこにいてね』『パラソルでパラシュート』がオススメです。

※それぞれの作品の詳しい内容についてはこの後の著作一覧で触れています。

一般書(非BL)

ここからは一穂ミチ先生の著作をジャンルごとに紹介していきます。

BL作家としてデビューした一穂ミチ先生ですが、近年はBLではない作品も多数執筆しています。

有名な文学賞の候補になった作品もあるので、BLはあまり読んだことがないという方はまず一般書からお試しください。

『ツミデミック』 2023年11月刊行

出版社:光文社

犯罪がテーマの短編集です。

収録作品は「違う羽の鳥」「ロマンス☆」「憐光」「特別縁故者」「祝福の歌」「さざなみドライブ」の6編。

ゾクッとするものからほっこりするものまで、多彩な犯罪小説が詰まった作品になっています。

電子化済み。

第171回直木賞受賞作です。

Audible版は10月25日発売予定です。

『うたかたモザイク』 2023年3月刊行

出版社:講談社

一穂ミチ先生がこれまで雑誌やアンソロジーで発表した短編12作と、書き下ろしのショートストーリー1作をまとめた短編集です。

収録作品は「人魚」「Melting Point」「Droppin' Drops」「永遠のアイ」「レモンの目」「ごしょうばん」「ツーバイツー」「Still love me?」「BL」「玉ねぎちゃん」「sofa & …」「神さまはそない優しない」「透子」の13編。

異性愛アリ、BLアリ、GLアリ、親子愛アリの愛に溢れた短編集になっています。

電子化済み。

『光のとこにいてね』 2022年11月刊行

出版社:文藝春秋

恋とも愛とも言えない絶妙な関係性を見事に描いたシリアスラブストーリー。

女性同士の関係性を描いた作品で、BLとはまた違った世界観になっています。

電子化済み。

Audibleでは松本沙羅さんが朗読を担当しています。

『砂嵐に星屑』 2023年2月刊行→2024年7月文庫化

出版社:幻冬舎

テレビ局で働く人たちを題材にした連作短編集。

「資料室の幽霊ゴースト」「泥船のモラトリアム」「嵐のランデブー」「眠れぬ夜のあなた」の4編が収録されています。

電子化済み。

2024年7月11日に文庫化されました。

文庫本には、単行本の初版限定特典として発表されたSS「砂嵐に花びら」と、毎日放送で働くリアルテレビマン山内健太郎さんによるテレビマン視点の解説が収録されています。

『パラソルでパラシュート』 2021年11月刊行

出版社:講談社

アラサーOLと芸人たちの不思議な同居生活を描いたハートフルストーリー。

登場人物たちの複雑な恋心を浮き彫りにした長編小説です。

電子化済み。

『スモールワールズ』 2021年4月刊行→2023年10月文庫化

出版社:講談社→講談社文庫

一穂ミチ先生が『小説現代』で発表した6つの短編を集めた短編集。

「ネオンテトラ」「魔王の帰還」「ピクニック」「花うた」「愛を適量」「式日」の6編が収録されています。

「愛を適量」は、単行本発売記念として、光石研さんと土村芳さんでPV化されました。

「魔王の帰還」は、嵐山のり先生の作画でコミカライズもされています。

また、『スモールワールズ』の発売時には、販売促進企画として「回転晩餐会」というSSが無料公開されました。

「回転晩餐会」は、朗読バージョン(CV 櫻井孝宏)もあります。

2023年10月13日に文庫化。

文庫には「スモールスパークス」というSSと辻村深月先生の解説が入っており、初回生産版には特別しおりが封入されています。

電子化済み。

Audibleでは阿部文香さんが朗読を担当しています。

『きょうの日はさようなら』 2016年1月刊行

レーベル:集英社オレンジ文庫
イラスト:宮崎夏次系

30年前の女子高生が現代に目覚めるSFストーリー。

不思議な世界観がクセになる家族物語です。

電子化済み。

アンソロジー

一穂ミチ先生は、様々なレーベルのアンソロジー企画にも参加されています。

まずは短編を読んでみたいという方はアンソロジーから読んでみるのもオススメです。

『超短編! 大どんでん返し Special』 2023年12月刊行

レーベル:小学館文庫

2000字という縛りの中でどんでん返しを仕掛けるというアンソロジーです。

一穂ミチ先生は「恋に落ちたら」という短編で参加しています。

『雨の中で踊れ 現代の短篇小説 ベストコレクション2023』 2023年9月刊行

レーベル:文春文庫

令和に生きる人たちの悩みに迫った短編集です。

一穂ミチ先生は「ロマンス☆」という短編で参加しています。

『ツミデミック』に収録されている「ロマンス☆」と同じ作品です。

電子化済み。

『二周目の恋』 2023年7月刊行

レーベル:文春文庫

一癖ある恋愛小説アンソロジーです。

一穂ミチ先生は「カーマンライン」という短編で参加しています。

電子化済み。

『ほろ酔い読書 おかわり』 2023年5月刊行

レーベル:双葉文庫

お酒がテーマのアンソロジーです。

一穂ミチ先生は「ホンサイホンベー」という短編で参加しています。

電子化済み。

Audibleでは尾川楓さんと岩中睦樹さんがナレーションを担当しています。

『黒猫を飼い始めた』 2023年2月刊行

出版社:講談社

「黒猫を飼い始めた。」から始まる26の短編を集めたアンソロジー作品。

一穂ミチ先生は「レモンの目」という短編で参加しています。

『うたかたモザイク』に収録されている「レモンの目」と同じ作品です。

『大逆転』 2023年2月刊行

レーベル:朝日文庫

どんでん返しを題材にしたミステリーアンソロジー。

一穂ミチ先生は「ピクニック」という短編で参加しています。

『スモールワールズ』に収録されている「ピクニック」と同じ作品です。

『僕たちの月曜日』 2023年1月刊行

レーベル:角川文庫

働く男たちを題材にしたお仕事アンソロジー。

一穂ミチ先生は「泥船のモラトリアム」という短編で参加しています。

『砂嵐に星屑』に収録されている「泥船のモラトリアム」と同じ作品です。

『奸計の遁走曲フーガ最新ベスト・ミステリー』 2022年12月刊行

出版社:光文社

日本推理作家協会が編集したミステリーアンソロジーです。

一穂ミチ先生は「花うた」という短編で参加しています。

『スモールワールズ』に収録されている「花うた」と同じ作品です。

『ザ・ベストミステリーズ2021』2021年6月刊行→2024年4月文庫化

出版社:講談社→講談社文庫

日本推理作家協会が編集したミステリーアンソロジーです。

2020年に発表された短編推理小説の中からプロが選んだ作品がまとめられています。

一穂ミチ先生は「ピクニック」という短編で参加しています。

『スモールワールズ』に収録されている「ピクニック」と同じ作品です。

2024年4月に文庫化されました。

『Story for you』 2021年3月刊行

出版社:講談社

コロナ禍の夏休みにWebサイト「tree」で発表された62編のSSをまとめたアンソロジー。

一穂ミチ先生は「玉ねぎちゃん」で参加しています。

『うたかたモザイク』に収録されている「玉ねぎちゃん」と同じ作品です。

『昭和ララバイ 昭和小説アンソロジー』 2019年4月刊行

レーベル:集英社オレンジ文庫

昭和を題材にしたアンソロジー。

一穂ミチ先生は「ごしょうばん」という短編で参加しています。

『うたかたモザイク』に収録されている「ごしょうばん」と同じ作品です。

電子化済み。

『猫だまりの日々 猫小説アンソロジー』2017年12月刊行

レーベル:集英社オレンジ文庫

猫を題材にしたアンソロジー。

一穂ミチ先生は「神さまはそない優しない」という短編で参加しています。

『うたかたモザイク』に収録されている「神さまはそない優しない」と同じ作品です。

電子化済み。

BL

一穂ミチ先生の作家生活のほとんどを占めるのがBL作品です。

ハッピーエンドにこだわりのある作風なので、どの作品も幸せな結末を迎えます。

BL初心者の方も安心して読んでください。

「雪よ林檎の香のごとくシリーズ」 既刊5巻

レーベル:ディアプラス文庫、新書館
イラスト:竹美家らら

『雪よ林檎の香のごとく』は一穂ミチ先生のデビュー作で、高校生と先生のピュアな恋を描いた教師と生徒もの。

スピンオフ作品である『meet,again』と短編集である「林檎甘いか酸っぱいか[青][赤][黄]」の5作が刊行されています。

電子化済み。

それぞれの詳しい内容とオススメの読む順番はこちらの記事にまとめています。

『オールトの雲』『ムーンライトマイル』

2009年3月刊行
レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:木下けい子

幼馴染同士の初恋を描いたピュアBLです。

クールなハーフ美少年×陽気な愛され男子。

天体を題材にしているので、星や月が好きな方にもオススメ。

電子化済みです。

2012年9月刊行
レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:木下けい子

『オールトの雲』のスピンオフ作品です。

天真爛漫な女好き×毒舌真面目ゲイ。

年下攻め、メガネ受け、年の差カップル好きにオススメです。

電子化済み。

『朝から朝まで』 2009年4月刊行

レーベル:幻冬舎ルチル文庫
イラスト:山本小鉄子

テレビ局が舞台の年の差ラブです。

実直なスパダリエリート記者×不器用なピュア大学生。

メガネ攻め、敬語受け、年の差カップル、お仕事BL。

電子化済みです。

2010年に 後藤京平(CV 鳥海浩輔)×羽村結(CV 森久保祥太郎)でドラマCD化もされています。

『はな咲く家路』 2017年8月刊行

レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:松本ミーコハウス

血のつながらない兄弟の甘く切ないラブストーリーです。

やんちゃな男前男子×健気な意地っ張り男子。

同い年カップル、メガネ受け、方言男子。

電子化済みで、2023年12月現在、電子書籍版はKindle Unlimitedで無料で読むことができます。

『藍より甘く』 2009年10月刊行

レーベル:幻冬舎ルチル文庫
イラスト:雪広うたこ

親友同士の失恋から始まるじっくり育てラブです。

彼女持ちの陽キャ男子×藍染めの家で育ったアンニュイ男子。

同い年カップル、大学生もの、健気受け、ノンケ×ゲイ。

電子化済みです。

『Don't touch me』 2017年6月刊行

レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:高久尚子

人の良い特殊清掃業者×潔癖症気味の研究員の、生理的嫌悪を超えた愛に心打たれる大人ラブです。

同い年カップル、サラリーマンカップル、ツンデレ受け。

電子化済みです。

『おとぎ話のゆくえ』 2010年7月刊行

出版社:幻冬舎ルチル文庫
イラスト:竹美家らら

出会ったことでお互いに初めての世界を知っていく2人の、ロミジュリ的BLです。

無気力なチンピラ×旧家で次期殿様として育てられた真面目男子。

年の差カップル、スパダリ受け、身分違いの恋、ややファンタジー。

電子化済みです。

『さみしさのレシピ』 2010年10月刊行

レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:北上れん

亡くなった叔母の夫と同居することになった男が、叔母の夫を通して叔母の隠した秘密を知っていくちょっぴりミステリーテイストな話です。

しっかりもの料理アシスタント×報われない恋をしている翻訳家。

年の差カップル、年下攻め、ツンデレ受け、ノンケ×ゲイ。

電子化済みです。

『街の灯ひとつ』『窓の灯とおく』

2010年12月刊行
レーベル:幻冬舎ルチル文庫
イラスト:穂波ゆきね

同窓会でのワンナイトから始まる同級生ラブです。

愛が重いヘタレ男子×強気な男前男子。

電子化済みです。

2011年11月刊行
レーベル:幻冬舎ルチル文庫
イラスト:穂波ゆきね

『街の灯ひとつ』のスピンオフ作品です。

正義感の強い好青年×人嫌いのクール男子のご近所ラブ。

ノンケ同士の恋、メガネ受け。

電子化済みです。

『ハートの問題』 2011年3月刊行

レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:三池ろむこ

スーパーバカなイケメンモデル×コンプレックスに悩む元子役のご近所ラブです。

芸能界もの、ワンコ男子攻め。

電子化済みです。

「新聞社シリーズ」 既刊6巻

レーベル:幻冬舎ルチル文庫
イラスト:青石ももこ

新聞社で働く男たちを題材にしたシリーズで、4組のカップルを描いた本編4作と、短編集が2作刊行されています。

すべて電子化済み。

「新聞社シリーズ」それぞれの詳しい内容とオススメの読む順番はこちらの記事にまとめています。

『アロー』 2011年7月刊行

レーベル:幻冬舎ルチル文庫
イラスト:金ひかる

ひょんなことから同居することになった同級生同士の再会ラブです。

人生迷走中の陽キャ男子×飄々としているクール男子。

ノンケ×ゲイ、同級生カップル。

電子化済みです。

『シュガーギルド』 2011年10月刊行

レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:小椋ムク

北国で出会った2人の8年越しの恋を描いた年の差ラブです。

素直になれないヘタレオヤジ×健気なツンデレボーイ。

年の差カップル、サラリーマンカップル、スーツ男子、上司×部下、敬語受け。

電子化済みです。

『アイズオンリー』 2013年3月刊行

レーベル:SHY NOVELS
イラスト:小椋ムク

秘密を抱えた者同士の切ない再会ラブです。

人当たりの良い男前男子×人への執着心が薄い意地っ張り男子。

電子化済み。

『ぼくのスター』 2013年3月刊行

レーベル:幻冬舎ルチル文庫
イラスト:コウキ。

俳優をしている人気者陽キャ男子×不登校気味オタク男子の同級生ラブです。

同級生カップル、高校生カップル、芸能界もの。

電子化済みです。

「ふったらどしゃぶりシリーズ」 既刊3巻

レーベル:フルール文庫→ディアプラス文庫、新書館
イラスト:竹美家らら

2013年にフルール文庫から刊行されたシリーズで、2018年にディアプラス文庫から新装版が発売されました。

本編が1作、スピンオフが1作、短編集が1作刊行されています。

すべて電子化済み。

「ふったらどしゃぶりシリーズ」のそれぞれの詳しい内容とオススメの読む順番はこちらの記事にまとめています。

『バイバイ、ハックルベリー』 2013年4月刊行

レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:金ひかる

島育ちの大人びた少年×人懐っこいワンコ系男子の友達から始まるピュアなラブストーリーです。

同級生カップル、大学生カップル、メガネ攻め、ノンケ同士の恋。

電子化済みです。

『ノーモアベット』『ワンダーリング』

2014年1月刊行
レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:二宮悦巳

カジノを舞台にした従兄弟同士の手に汗握るラブストーリーです。

カジノを愛するやんちゃ系ディーラー×カジノ嫌いの生真面目公務員。

義兄弟、メガネ受け、同級生カップル。

電子化済みです。

2014年6月刊行
レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:二宮悦巳

『ノーモアベット』のスピンオフ作品です。

シンガポール育ちのお坊ちゃま×カジノで拾われた男のシリアスラブストーリー。

年の差カップル、天邪鬼受け、ツンデレ受け、敬語受け。

電子化済みです。

「甘い手、長い腕」2014年4月刊行

レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:雨隠ギド

都会育ちのクール男子×毛糸オタクの天然ワンコ系男子。

メガネ攻め、ツンデレ攻め、健気受け、やや年の差カップル。

電子化済みです。

「イエスかノーか半分かシリーズ」 既刊11巻

レーベル:ディアプラス文庫、新書館
イラスト:竹美家らら

テレビ局を舞台にしたお仕事BLです。

3組のカップルを描いた本編7作と、短編集3作、ファンブックが1冊刊行されていて、すべて電子化済み。

「イエスかノーか半分かシリーズ」のそれぞれの詳しい内容とオススメの読む順番はこちらの記事にまとめています。

また、1作目の『イエスかノーか半分か』は、ユキムラ先生の作画でコミカライズ連載中。

さらにアニメ化ドラマCD化もされています。

メディアミックスの詳細についてはこちらの記事をどうぞ。

『青を抱く』 2015年6月刊行→2023年8月新装版刊行

レーベル:フルール文庫ブルーライン→角川文庫
イラスト:藤たまき→m.I.

海辺で出会った2人のシリアスラブストーリーです。

押しの強い陽キャゲイ×不愛想なツンデレ健気男子。

ゲイ攻め、敬語受け、同い年カップル。

2023年8月24日に角川文庫から新装版が発売されました。

フルール文庫版と角川文庫版の違いについてはこちらの記事でまとめています。

『Tonight,The Night』2015年10月刊行

レーベル:SHYノベルス
イラスト:絵津鼓

一途で健気な小学生×面倒見のいい大学生の、大切に育てるピュアなラブストーリーです。

年の差カップル、年下攻め、ゲイ受け。

電子化済みです。

『さよなら一顆』 2015年11月刊行

レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:草間さかえ

女好きやんちゃ男子×薄幸のバツイチ天然男子。

年下攻め、やや敬語攻め、メガネ受け、ポンコツ受け、ノンケ同士の恋。

電子化済みです。

『ひつじの鍵』『アンティミテ』

2016年8月刊行
レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:山田2丁目

裏表のあるスパダリコンシェルジュ×庶民派お坊ちゃまのポップなラブコメBLです。

年の差カップル、ゲイ攻め、スーツ攻め、やんちゃ受け。

電子化済みです。

2019年8月刊行
レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:山田2丁目

『ひつじの鍵』のスピンオフ作品です。

頑張り屋な天才新人画家×絵画を愛するツンデレギャラリストのアートBL。

年の差カップル、年下攻め、スーツ受け、ノンケ×ゲイ。

電子化済みです。

『キス』『ラブ~キス2~』

2017年12月刊行
レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:yoco

執着心強めのわがままお坊ちゃま×寡黙な意地っ張り男子の幼馴染ほだされラブです。

同級生カップル、幼馴染カップル。

電子化済みです。

2017年12月刊行
レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:yoco

『キス』の続編で、カップリングは変わらずシリアス度倍増のストーリーになっています。

電子化済み。

『運命ではありません』 2018年5月刊行

レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:梨とりこ

掴みどころのない天邪鬼男子×少女漫画好きのピュアボーイのリーマンラブ。

年の差カップル、サラリーマンカップル、ノンケ同士の恋、メガネ攻め、童貞受け、敬語受け。

電子化済みです。

ファンブック

一穂ミチ作品にはいくつかファンブックが刊行されたものがあります。

どれもファン必見の仕上がりなので、こちらもぜひ読んでみてください。

『一穂ミチファンブック~long hello~』『long hello+ASSORT MIX』

2017年7月刊行
出版社:新書館
イラスト:竹美家らら

一穂ミチ先生のデビュー10周年を記念して刊行されたファンブックです。

10年間で出版した作品がまとめられていて、様々な企画や書き下ろし小説が収録されています。

2019年8月刊行
レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:竹美家らら

『一穂ミチファンブック~long hello~』に収録されている小説部分だけを電子化したのが『long hello+ASSORT MIX』です。

紙版の出版時に応募者全員サービスの特典となっていた小冊子「ASSORT MIX」も同時収録されています。

『一穂ミチファンブック~long hello~』と『long hello+ASSORT MIX』の違いについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

『イエスかノーか半分か読本 Color Bar』 2020年12月刊行

レーベル:ディアプラス文庫
イラスト:竹美家らら

『イエスかノーか半分か』アニメ化記念で刊行された「イエスかノーか半分かシリーズ」のファンブックです。

「イエスかノーか半分かシリーズ」全体の掘り下げ企画や、書き下ろし小説、キャラクタープロフィールなどが収録されています。

さらに撮り下ろしのドラマCD付き。

電子化もされていますが、電子書籍版にはドラマCDの付録はついてきません。

『イエスかノーか半分か読本 Color Bar』の詳しい内容はこちらの記事にまとめています。

漫画原作

一穂ミチ先生は漫画原作もいくつか担当されています。

『イエスかノーか半分か』【BL】 既刊2巻


レーベル:ディアプラス・コミックス
作画:ユキムラ

一穂ミチ先生が過去に出版した小説『イエスかノーか半分か』のコミカライズ作品です。

器の大きいスパダリアニメーション作家×二面性のあるツンデレアナウンサーのオトナラブ。

2021年5月にBL漫画雑誌『シェリプラス』で連載が開始され、2024年3月時点では2巻まで発売されています。

電子化済みで、電子版には限定のオマケがついています。(2巻の電子版は2024年3月8日発売予定)

『ブルーモーメント』【BL】 2022年7月刊行

レーベル:ハニーミルクコミックス
作画:ymz

コロナ禍の切ない恋を描いたシリアスラブストーリーです。

人の懐に入るのがうまいワンコ系男子×ほだされやすい料理人。

年下攻め、三角関係、プラトニックラブ。

直接的な性描写がない作品なので、BL漫画初心者の方にもオススメです。

電子化済み。

『魔王の帰還』【非BL】 2021年10月刊行

レーベル:アフタヌーンコミックス
作画:嵐山のり

『スモールワールズ』に収録されている「魔王の帰還」のコミカライズ作品です。

いつだって強くてたくましい姉と小心者の弟のハートフルファミリーストーリー。

電子化済みです。

インタビュー集

『BL部へようこそ』 2019年2月刊行

BL業界に関わる制作者へのインタビューを集めたもので、著作の制作秘話やそれぞれの物語への思いなどを知ることができるお宝本です。

一穂ミチ先生の他にも第一線で活躍する漫画家や小説家が参加していて、密度の濃い内容になっています。

『BL部へようこそ』の詳しい内容と、他に参加されている作家さんについてはこちらの記事にまとめています。

まとめ

一穂ミチ先生の著作には、BL作品から一般書まで、幅広いジャンルのものがあります。

BL作家の中でも比較的初心者向けの作品が多いので、一般書で一穂ミチ先生を知ってBL作品も気になっている!という方はぜひ気になるものからチャレンジしてみてください。

また新しい著作が出た際には追記していきます。


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