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「雪よ林檎の香のごとくシリーズ」オススメの読む順番【一穂ミチ】

この記事では、一穂ミチ先生によるBL小説「雪よ林檎の香のごとくシリーズ」のオススメの読む順番を紹介しています。

「雪よ林檎の香のごとくシリーズ」は、2008年にディアプラス文庫から刊行された一穂ミチ先生のデビュー作です。

とある高校を舞台にした教師と生徒もので、年の差や立場の違いにぶつかりながらも、ひっそりと育まれていく愛を丁寧に描いています。

イラストは竹美家らら先生。

「雪よ林檎の香のごとくシリーズ」の最新刊は、2020年3月31日発売の『雪よ林檎の香のごとく 林檎甘いか酸っぱいか(黄)』です。


1.『雪よ林檎の香のごとく』 2008年7月刊行

まずは本編の『雪よ林檎の香のごとく』です。

国語教師の攻めと、受け持ちの生徒である受けの出会いを描いた「雪よ林檎の香のごとく」と、2人が付き合い始めてからの「手のひらにきみの気配が」が収録されています。

教師と生徒という関係でありながらお互いに惹かれあってしまう2人と、受けが高校を卒業するまでは……といろんなことを我慢する攻めが愛しくなるラブストーリーです。

電子化もされています。

また、桂栄治(CV 遊佐浩二)×結城志緒(CV 堀江一眞)でドラマCD化もされていますが、2023年現在は流通していないようです。

2.『meet,again.』 2012年1月刊行

『雪よ林檎の香のごとく』の「手のひらにきみの気配が」に登場した栫がメインのスピンオフ作品です。

『meet,again.』には、「meet,again.」と「hello,again.」が収録されています。

人を食ったような言動を繰り返すサイコパス気質の飄々とした男×過去にトラウマを抱えた砂時計職人見習いのシリアスラブストーリー。

『雪よ林檎の香のごとく』の受けである志緒も、大学生になって登場します。

電子化もされています。

3.『林檎甘いか酸っぱいか[青]』 2015年8月刊行

一穂ミチ先生が同人誌やブログなどで発表した『雪よ林檎の香のごとく』に関する短編を集めた総集編です。

受けが高校1年~大学1年までの物語が時系列に沿って収録されていて、本編の裏でお互いをどう思っていたのかを覗くことができる短編集になっています。

初出しの書き下ろしもあり。

2023年現在、紙版は絶版になっていますが、電子化されたものがあります。

4.『林檎甘いか酸っぱいか[赤]』 2015年8月刊行

一穂ミチ先生が同人誌や各種フェアなどで発表した『雪よ林檎の香のごとく』に関する短編を集めた総集編の第2弾です。

受けが大学生になってからの話がメインで収録されていて、本編のその後の2人を知ることができます。

初出しの書き下ろしもあり。

2023年現在、紙版は絶版になっていますが、電子化されたものがあります。

5.『林檎甘いか酸っぱいか[黄]』 2020年3月刊行

一穂ミチ先生が同人誌やブログ、noteなどで発表した『雪よ林檎の香のごとく』に関する短編を集めた総集編の第3弾です。

受けが大学生になってからの話をメインに、「meet,again.」の2人も登場します。

初出しの書き下ろしもあり。

電子化もされています。

6.『一穂ミチ ファンブック~long hello~』

一穂ミチ先生のデビュー10周年記念ブック『一穂ミチ ファンブック~long hello~』にも、『雪よ林檎の香のごとく』と『meet,again.』の短編が収録されています。

『一穂ミチ ファンブック~long hello~』は、再録小説に書き下ろし小説、キャラクター人気投票の結果やキャラ分析、栫くんのお悩み相談室など盛りだくさんなうえに、一穂ミチ先生のロングインタビューや100の質問も収録されているお宝本。

こちらは2023年現在、紙版は絶版になっていますが、『一穂ミチ ファンブック~long hello~』に収録されている短編小説のみ、応募者全員サービスの小冊子『ASOORT MIX』と一緒に電子化されています。

なお、電子書籍版に入っているのは小説のみで、その他の企画は収録されていません。

『一穂ミチ ファンブック~long hello~』に収録されているコンテンツなどの詳しい情報はこちらの記事にまとめています。

まとめ

「雪よ林檎の香のごとくシリーズ」のオススメの読む順番は『雪よ林檎の香のごとく』→『meet,again.』→『林檎甘いか酸っぱいか[青]』→『林檎甘いか酸っぱいか[赤]』→『林檎甘いか酸っぱいか[黄]』→『一穂ミチ ファンブック~long hello~』です。

教師と生徒として出会い、10年近くを共に歩んできた2人の甘酸っぱい恋模様をお楽しみください。

また、「雪よ林檎の香のごとくシリーズ」に関しては、一穂ミチ先生のnoteにもいくつか短編が投稿されています。

詳しくはこちらの記事からどうぞ。


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