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#暗黒メモ
"マル激"が取り上げた社会の分断
最近"マル激"を見返していて薄っすらと感じていたことをまとめてみる。
ちなみに"マル激"とは「開局以来、ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司がお送りしている新しいタイプのニュース番組。多彩なゲストとともに、毎週重要なニュースを独自の視点から徹底的に掘り下げています。」という老舗の動画ニュースシリーズ「マル激トーク・オン・ディマンド」のことである。
今時の社会コスト安心・安全・快適・便利
【暗黒メモ】誰が言ったか知らないが…ではなく「誰が言ったか」の時代
今時の時代精神は「誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かに聞こえる空耳アワー」の対偶なのだろう。
政治的に言えばアイデンティティ・ポリティクスと権威主義の接近である。
「誰が言ったか」が大事な時代シュナムル氏の垢消し騒動について白饅頭氏が取り上げた。
それを受けてコメントをツイートし、白饅頭氏に拾われた結果がこちら↓
こうなった理由について、上述の白饅頭氏のコラムはこう指摘している。
暗黒メモ「家事ヤロウの不都合な真実」Part2
このnoteを書いた後に思い出したことがある。
「取り残された女性たちのまち」Brothertom氏による、こちらの記事2本。
経済的、特に社会保障問題の観点では、今や専業主婦ですらニートとみなさざるを得ない時代だが、それ以上に独身のまま高齢化していく女性、離婚して実家に戻ってくる女性のようなケースの当事者が抱えるリスクを指摘している記事である。
結局女性の社会進出とは何だったのだろうか?
孤独な人は関わった人を孤独にする
以前、母方の祖母の「死に方」が孤独死みたいだった、という雑感を書いた。
その時はこう書いたわけである。
結婚は女性にとってのセーフティーネットではなく、子どもが同居もしくは近居していないと、孤独死する可能性が高まる構造がある、と感じたのであった。
結婚がセーフティネットにならない東洋経済オンラインの「『夫セーフティネット』崩壊が突きつける過酷現実働く女性を襲うコロナ禍の『沈黙の雇用危機』」と
https://twitter.com/yajiumafighter1/status/1532003848784875520 このテクノロジー企業の巨大化の話、今時の製品としてのテレビがどのメーカーも同じように見えるという状況と表裏一体なんだよね。その影響でセットメーカーが弱体化しているわけで、自動車で同じことが起きようとしているから要注意だ。
所長のひとりごと#2:“女の敵は女”の研究① “ぴえん”は子ザルの証
前回の「徳島スタンフォード」騒動の推理で“女の敵は女”と推理したわけですが、今回はそこを深堀します。
「家事ヤロウ」の不都合な真実:実家編
家事分担を巡る不都合な話からスタートしたのだが、そこから「仕事ができなきゃ家事も育児もできない」と判定される現実や、家事ができないということが暗に示す問題等、話が広くなってしまった。
元々は、夫婦ともどもフルタイムの専門的な職業に就き、定年退職経て家にいるようになる状況が生む変化を、実家の両親を定点観測して思うこととして書こうという動機から、前座の導入として「家事」を巡る問題を書き始めたのであっ
暗黒メモ「家事ヤロウの不都合な真実」Part3
先日のPart2に続いて、小山晃弘(狂)氏が似た問題意識のnoteを公開されたので、更に続けようと思う。
専業主婦に足りないのはマルチタスク管理能力と他者想像力、と指摘するこの記事。
そして、この2つの特徴は主に知的・発達障害、特に軽度知的障害や自閉スペクトラム症(ASD)の代表的な特徴である、と小山氏は指摘する。
本来であれば診断を経て支援を受けるべき人間が、「政治運動の鉄砲玉」にされる、
暗黒メモ「家事ヤロウの不都合な真実」
これは女性の尊厳にかかわる重大な問題なのかもしれない。
女性の社会進出を言うなら、男性も家事や育児への「家庭進出」もあるべきだ、という意見はしばし耳にする。
しかし、これが決していい話だけではなく、暗黒面もある、というのはお気づきの通りだろう。
例えばこんな感じだ。
代替的地位達成願望と父親による児童虐待の新しい形児童虐待の傾向が変わってきたという話。ざっというとこういう話だ。
親自身が