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「今日は〇〇が食べたい!」…本能で食事をすれば長生きできる

ヒトとモノの彩り発見ライター 矢島真沙子です。
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たまに、(人間以外の)動物に憧れるときがあります。

不思議ではないですか?めちゃくちゃ偏った食生活をしていますよね。
人間は痩せていたり、太っていたりといろんな体型があるのに、同種の動物はほとんど同じです。そして、あまりそれぞれの動物の寿命にバラつきがありません。

ライオンなら肉しか食べない(え?野菜は?)し、コアラならユーカリの木しか食べない(え?肉は?)。そりゃ、人間と体の構造が違うので、必要としている食物も違いますよね。人間には体に良いとされているものも、動物にとっては毒となることもあるわけです。


バランスとれてるランチ。目にも体にもよし!

人間は「主食、主菜、副菜をバランスよく。3食しっかりとりましょう」と、親切にも国から理想の栄養バランス指針まで示されています。体に良い食事やらスーパーフードやらたくさんの【よいもの】情報があふれているのに、医療保険のお世話になる人の多いこと。生活習慣病に罹る人の多いこと。

人間は「頭」で食事をする
なぜ偏った食生活をしている動物が基本的に「元気」なのか。それは、彼らに必要なものを必要な分だけ食べているからです。
動物は頭で食事はしません。「おなか」で食事をします。お腹が空いたら必要な分だけ必要なものを食べる。満たされたらそれでおしまいです。室内犬や室内で飼っている猫は別として、野生の動物にメタボはないですよね。

一方、二足歩行ができるようになった人間は、脳も発達しました。便利で快適なものをたくさん生み出す知識がついています。
ぱっと見て、いいなと思うもの(=情報)が視界に入ってくると、頭が「欲しい」と思うようになります。そしてそれが苦労せずとも手に入る世界を作りあげたのです。
しかし、その手に入れたものは、必ずしも本当に体が本能として求めているものとは限りません。必要な量とも限りません。

頭の中で、何となく欲しいなと思ったものを逃したくない!と思うと、人間は体(本能)より頭(情報)を優先します。

例えば「期間限定だからたべておかないと」「子どもが残した〇〇を捨てるのはもったいないから」「せっかくビュッフェに来たからモトをとらないと」…。こんな思考で、食べることはありませんか?

体にはもったいない
頭の発達した人間にとって食事は、単なる空腹を満たすものでなく、「楽しみ(エンターテインメント)」です。コミュニケーションの手段でもあり、写真におさめたり、目で見て楽しむ。いわゆる、脳を喜ばせる時間でもあります。

脳が喜ぶエンターテイメントスイーツ❤️

ただ、毎日毎食をエンターテインメントにすることは、体に必要でない場合があり、体に負担をかけることにもなりかねません。
「もったいない」といって食べてしまうその食事が、体にもったいないことをしていることにつながるのです。

基本に戻ってシンプルに
ではどう食事をしたらいいの?何が体に良いの?良くないの?という話ですが、はっきり言うと正解はありません。人間は体型や生活習慣の個人差があるので、それぞれ必要なものや量が違うのです。
糖質オフが良いとか、良質な油が良いとか、いや油の取り過ぎはダメとか、野菜をきちんと食べろとか本当にいろいろあるのですが…。

①お腹がぐうっと鳴ったら(時間で食事をしない)
②今これを食べたい!と思ったものを(外の状況に流されない)
③食べることに集中して(●●しながら食べ、は満たされない)
④ゆっくり食べる(親が子に言い聞かせるように…。よく噛む)

…そして、エネルギーがまわるようにほど良く動く。
以上。シンプルの極みです。

空腹は長寿のサインです。食べたいときに必要なものを食べれば、基本的に極端な体の不調におちいることはありません。自分の感覚を研ぎすませ、本能に従う。日常の食事は情報に流されずに、今本当に食べたいモノを選ぶようにする。これだけで、体調や体型が変わってくるはずです。

それができれば苦労しない!と言われればそれまででしょうが…。まずはあふれる情報から距離を置く。外でなく「自分の感覚」に目を向けるという時間を、ご自身に与えてみてはいかがでしょうか。

目指すは、本能で母乳を飲んでいる赤ちゃんです。

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