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体験してみがく感性、伝えるちから

ヒトとモノの彩り発見ライター矢島真沙子です。
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例えば「風速1メートルで体感気温が1℃下がる」という情報。聞けば、ふうん、なるほどね。と頭で納得します。では実際にその情報(頭で納得したもの)を実生活で生かせるか、いつまでも覚えているかと聞かれたらどうでしょうか。
人間は忘れる生き物です。頭で知識や情報を覚えよう、身につけようとしても、取捨選択をして、「自分に必要なモノ」だけど残しておこうとします。

体験してこそ身につく情報
先日のウォーキング講座では、ふだん歩き慣れているアスファルトから、公園の土の地面まで、さまざまな足の感覚を体験しました。特に、枯れ葉の敷き詰められた場所では、土よりも葉っぱの感触と音に敏感になります。そのとき、わずかに風が吹き、枯れ葉がさくさくっと音を立てて舞いました。


あ、やっぱり風が吹くとちょっと寒いなあと感じた瞬間に、冒頭の情報を思い出しました。
「風速1メートルで体感気温が1℃下がる」。

風が吹くと夏は涼しい、冬は寒い。そして風が強ければ強いほど、体感が変化するという、考えてみれば当たり前のことですが、実際に外で感じてみて、事前に知り得た情報に改めて納得します。


納得できた情報は、記憶にしっかり残ります。知識だけでなく、自分ならではの体験から身についた情報は、他の人に伝えるときに説得力を帯びて、信頼度が上がります。

情報を受けとめて、伝える感性をみがくには、頭で考えすぎず、外に出て感じる経験を繰り返すことです。四季折々の外を歩くという自分への刺激で、伝えられる表現が身につけられることでしょう。



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