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やじびんの”お洒落じゃないアウトドアマガジン”

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音楽家やじびんがコロナショックによって仕事激減中に目覚めたアウトドアの世界。
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記事一覧

やじーの焚き火考

日本的に言えば火の神って言うとイザナミに大火傷を負わせちゃった火之迦具土神(ホノカグツチ)なんだろうけど、オイラにとっての火の神(ヒヌカン)は沖縄の赤瓦のうちの裏手に台所(カマド)があってそこに祀られているやつね。台所にいる神様、すなわち食の神様。そっちがしっくり来る。鹿なんかがうろつく森とかで焚き火してるとつくづく思う。人間は火を手に入れたから特別なんだなーって。

■近年の焚き火の肩身の狭さ。

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この旅の始まりは2019年秋

本当に本当に、めちゃくちゃ忙しかったんだ。10年間。長男が生まれる時に一回、身体壊して2ヶ月仕事休んで療養したんだけど、そういう過労じゃなくて、2009年の妹の祥子の事件があってからは精神的にもやられたし、洋もいなくなっちゃったし、なんかもう悲しみの中にどっぷり浸って、オイラの身体のどこを押しても、あの時は涙が出てくる状態だった。

だからね、2019の11月、大阪の大イベント終了とともに出かけま

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また行くの、一人で、ザ富士( ◠‿◠ )

7日だか8日だかに緊急事態宣言出まして、またスケジュールのキャンセルラッシュですよ。オイラなんか恵まれてるから精神を病まないでもいられるけど、ホント自殺者の寂しさもわかる。

週末予定されていた北八ヶ岳がキャンセルになったのは、別に緊急事態宣言のせいじゃないけど、相次ぐキャンセル連絡に嫌気がさしたので、急遽、富士山リトライを思いついた。今回はずるい企画(^ ^)”五合目まで車で行ってしまって頂上に

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冬の富士山に登る2020→2021

危険だからやめてと何人から言われたでしょうか・・・、でもぶっちゃけ危険があるから楽しいってことがありまして、でも死にに行くわけじゃなく、生命の可能性をガンガンに享受するために行くのです。

そこにエベレストがあるから登る(Because it's there.)って言ったジョージ・マロリーは結局天国へ行ってしまいましたが、山を想うと、なんかその、体の奥が震えて、いきり立つ感じがわかるんだよね。それ

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