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あなたと一緒に人生を変えたい
私が変われるならあなたも絶対に変わることができます。
刑務所という底辺から這い上がるために手に入れた道具。
これは誰にとっても”重要なアイテム”です。
このアイテムを手に入れたことで私がどう変化していったのか。
株にたとえて言えば、底値からのV字回復。駆け上がっている最中です。確実に一つ言えることは、二度と底値には戻らないということ。このアイテムを手に入れたことで言い切れてしまうくらい自信がついてしまいました。
人生を変えたい
多くの人が一度は思ったことがあるのではないでしょうか?
私は刑務所に収容されることになり、自分の人生を見つめ直すきっかけを与えてもらったことで人生に対する考え方がまるっきり変わりました。なぜ考え方を変えることができたのか。
それは変わらなきゃいけないことに「気づいた」からです。
この「気づき」が人生を大きく、良い方向に転換させていってくれることは間違いありません。
思考回路が変われば同じ景色を見ていても、全く別のものに見えるようになります。このことに私は衝撃を受けてしまいました。
たとえて言うならば、買い物に行こうと電車に乗っている時に自分がパンツを履き忘れていたことに「気づいた」時のような衝撃です。誇張はではありません。
そして、これは受刑者や前科者だけに当てはまることではなく、全ての人に通じる話だと思います。
職場での人間関係や家族間でのすれ違い、学びに対する姿勢、挙げたらキリがありません。
私が刑務所の中で身につけた思考回路や成長の過程を知っていただくことで絶対にあなたに何か考えるヒントを与えることができると思います。
そもそも、なぜ人生を変えたいと思ってしまうのか。
それはきっと、仕事の人間関係やプライベートがうまくいっていなかったり、何かに失敗して奈落の底に突き落とされたりと事情は各々あるとは思います。だけど裏を返して言えば、人生を変えたいと思わない人、思えない人は現状に満足しているのか、惰性で生きているのか、極端に振り分けられるものではないですが、極論を言えばそういうことでしょう。
だからこそ、人生を変えたいと思えた人は逆にそれがチャンスだということにはなりませんか?
今の自分じゃダメかもしれない。このことに「気づけた」人は、「気づいた」その瞬間から変わり始めていると私は思います。
それはなぜかと言えば、「気づけない」人はいつまでも変わることができないからです。
たとえば、目的地に向かう道中で道を間違えている人が目的地にたどり着けないのと同じで、まず間違えていることに「気づく」ことすら出来ていなければ修正することすら不可能なのです。道を間違えていることに「気づく」ことが出来れば、ルートを変更するために調べるなり人に聞くなり対策が取れるのです。
「気づけた」人と「気づけて」いない人の差というものは天と地の開きがあります。このことについては別の記事で書いていこうと思います。
無知の知という言葉があります。自分は世の中の一部しか知らないし、全てを知ることもできない。このことを認識するだけで、世の中には楽しいことや面白いことがたくさんあることに「気づく」ことができ、未知な未来にワクワクするはずです。何よりこの認識一つでアンテナがビンビンに張ります。オーバーな言い方をすれば、目に映ることの全てが勉強やアイデアの素材になります。新聞や読書、他人との会話が圧倒的に面白くなります。なぜならそこには自分の知らない世界が広がっているからです。
世の中の全てを知ることは不可能だと考えると、目の前の小さなストレスに目を向けている暇なんて無いことに気づきませんか?些細なことに感情を揺さぶられるよりも、もっと自分がワクワクすることに時間を費やした方が有意義な人生になりはしませんか?人間は感情的な生き物ですが、喜怒哀楽の「怒」と「哀」はなるべく少なくできた方が人生が幸せで溢れると思います。
刑務所の中での「気づき」と言えば、犯罪をすることによってどういうデメリットがあるのかだったり、自分にとって本当に大切なことは何かだったり、新聞や本を読むことで社会を知り、さまざまな考え方や働き方を知ることです。
中卒や出所者の就職先は、いわゆる3Kと言われている現場仕事だけではありません。時代の後押しもあって、今は多様な働き方ができる時代だと思います。普通の会社員も例外ではありません。会社という組織に縛られるのが嫌なら他に働き方はたくさんあります。
しかし、普段からアンテナを張っていない人たちはそのことに「気づいて」いません。刑務所という限られた情報源の中で情報収集をしていた私よりも、社会で制限なしの生活を送っていた人の方が何も知らなかったりするくらいです。
数学でもそうですが、知らない公式は使えませんしその公式を知らないことによって問題そのものが解けないこともあります。これはどういうことかと言うと、”知らないことは選択肢にすら入らない”ということです。これは重要なことなのでぜひ頭の片隅に置いておいてほしいです。
私に出来てあなたに出来ないことなんてありません。自分で言うのもなんですが、本当にろくな人生を歩んできていません。皆さんよりも大きく深い失敗を何回も繰り返してきました。
私が人生を変える思いで培ってきた考え方や経験を伝えることによって、少しでも皆さんの自信ややる気、そして「気づき」に繋がってもらえればこれ以上幸せなことはありません。
私事ですが、将来的には、少年院や刑務所に入ってしまった若者の更生支援もやりたいと考えています。道を踏み外してしまった人、少しでも人生を変えたいと思っている人に、何かしらの「きっかけ」を与えていければと考えています。
そのためにも、まずは自分の人生で手本をつくっていく必要があります。自分の人生で示していくことが何よりの模範になり、証明になると思うからです。
本気で人生を変えるため、幸せな人生を送るために私が手に入れた考え方や変化の過程を日記という形で公開していこうと思います。
これは私が刑務所で毎日欠かさずに書いていた実際の日記を文章に落としています。見返してみると恥ずかしいこともたくさん書いてあったりしますが、誰かの役に立てればという思いで恥をかくことを承知で公開していきます。
こんな私でも思考回路を変えることで、逮捕前と同じ景色を見ていても全く別のものに見えるようになることができるようになりました。
人生は面白い。一緒に楽しい人生にしていきましょう!
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