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何気ない日常は失ったときにより輝く

あったあった。2年前の今日のできごとだったようです。

FBって何年か前の今日、こんなことがありましたってのを教えてくれますよね。ときにありがたく、ときに残酷に。

【泣くほど笑っちまった】

夫婦して加齢とともに物忘れが激しい。特に、顔は浮かぶけど名前が思い出せないこと続発中のこのごろ。

夫は、テレビで白黒時代のアメリカのコメディを見ながら、隣の部屋からわたしを呼んだ。

夫:「おーい、コイツ見て!アイツ、アイツ。日本の俳優で似てるの誰だった?」(会話が全て指示語というのも最近の特徴)

夫はアメリカのテレビ見ていて突然似ている友人や日本の有名人を指摘するが、たいがい名前は言えないことが多い。(また始まった……)と思いながらテレビの画面を見た。すぐにピンときた。

私:「あーわかった。アノ人ね。わかってるよ。アイツね」

夫:「ほんとにわかってる?アイツだよね」

私:「うん、絶対わかってる。アイツだ」

これではお互いの頭で描いている人物があっているかわかりようもないので答え合わせできない。

名前がわからないけど頭に浮かんている人をどう解明するのかは、知っているメロディーだけど、タイトルも歌詞も歌手もわからない曲を調べるのと同じぐらい難しい。

リサーチには自信のある夫は、さっそくラップトップで日本の年齢別俳優リストをあたりだしていた。

こうなると、どっちが早く名前が言えるか競争だ。私はスマホで同じように調べだしたが思っている人の名は出てこない。
10分ほど二人でググりまくる。

「あーーーーーーわかった! 細川俊之!」私が先だった。

夫:「たぶんそうな気がする。画像ある?」

私:「コレ」と言ってスマホの画面を見せる。

夫:「ピンポン。どうやってたどり着けた?」

私:「“甘い声 ラジオ ほくろ”で最初のページで出た」

夫は笑い過ぎて泣いていた。🤣😂😅

2019年10月24日のことでした。

たわいもない、ほんとうにわたしたち夫婦のある夜の、よくある姿を思い出させてくれました。懐かしいなぁ。もう一度、こんなときがほしいなーと思いながら、こんな時間を過ごせたことにあらためて感謝の気持でここに記します。

ところで、これ読んで細川俊之氏の顔と声が浮かんでしまったあなたは、同世代ですね。😁

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