見出し画像

「包括的性教育」絵本アンバサダーとしての活動をはじめます

先日、特定非営利活動法人HIKIDASHIの代表 大石真那さん著書「げっけいのはなし いのちのはなし」の絵本アンバサダーになりました。

◇HIKIDASHIのご紹介

◇絵本はこちらから購入いただけます

 Amazonでも購入可能です

活動していくに当たり、今の想いを書き留めます。


なぜ「包括的性教育」なのか

第三子育休中に、性教育に関しては興味を持っており、図書館で絵本を借りては、当時6歳、3歳だった娘たちに読み聞かせをしていた私。
プライベートゾーン、ジェンダー、同意など、身近なところから、子どもたちと「会話」することを意識していました。

そして、フリーランスになった際、知人のご紹介で参加した「子どものための性教育」のイベントで、包括的性教育の概念に「ジェンダー・人権」が入っていることと、性教育は「対話」であることを知り、衝撃を受けました。

今まで私が学んだことがある「性」の話は、保健体育の授業で学んだ月経の仕組みや先生がしてくれた「出産の話」。また、母の友人の産婦人科の医師が書いた性教育関係の本くらい。

私が今後やっていきたいDEI推進や、コーチングの対話のスキルが活かせる分野であること、さらには「人権教育」であることから、興味を持ちました。

なぜ「絵本」なのか?

当時、性教育をお伝えされている方のおススメされている書籍を色々読む中で、子どもたちに伝えるために「私の言葉」にするのは「難しい」と感じるようになりました。さらに、私の言葉で伝えることで、子どもの解釈を限定することになることも、懸念点でした。

包括的性教育においては、必ずしも勇逸無二の正解があるわけではない。
色々なアプローチ、解釈がある中で、言葉だけの説明では、子どもの「知りたい」が満足しなかったり、年齢の異なる姉妹に伝わらないことになると感じました。

さらに、対話をするためには、分かりやすい題材があると良い。子どもたちが自然と疑問を持って聞きたくなるような、何か良い絵本はないかな?と考えていたタイミングで、「げっけいのはなし いのちのはなし」に出会いました。

絵本の内容だけを読むと、専門知識の乏しい私にとっては、「ここまで子どもに伝えて良いの?」と思う性描写も含まれるのですが、実際に絵本を子どもたちに読むと、意外とすんなり受け入れていました。そして、様々なページで気付きや疑問が出てくるので、絵本は「子どもの年齢や本人のペース」で読み進めれば良いので、大人があれこれ気にしなくても良いことと思うようになりました。

さらに、著書の大石真那さんから、
「質問には科学的に淡々と答える」という言葉を聞き、なるほど~と目からウロコ。

絵本から学べる可能性を感じ、絵本アンバサダーの受講を決めました。

これからの活動のこと

正直、まだどのように活動していこうか、決め切れていませんが、「性教育」について、DEIとジェンダー、人権問題と絡めて、気軽に対話出来る機会を提供していきます。

性教育は対話。
正解はないし、不正解もない。
多様な人の意見を聞き、自分の意見を言うことで、自分との違いや、自分の本音に気付いたり、ありたい未来に向かって自分の想いを整えたり言葉にする。

DEIやコーチングともとても親和性が高いと感じます。

そんな、私の今までの経験も活かしながら、「場」の提供をしていきます。

どんな活動になっていくか未知ですが、広がりや化学反応を楽しみながら、自分の言葉でお話出来るようにしていきたいと思います。

包括的性教育に興味がある方、絵本を一緒に読んでいきたい方などいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。まずは大人が対話しながら、アップデートしていきましょう。

◇絵本アンバサダー一覧


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?