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長男を泣かせてしまった話

先日、夏やすみにはいってすっかりくつろいでいる長男をおこらせて泣かせてしまいました。

そのきっかけとなったのが マッサージで

私はその日、腰と背面とがとてもつらくて

自称 セラピスト & マッサージのお仕事をめざしている長男に

「腰と背中おして」とお願いをしました。


近頃の長男はいそがしくなったからか

思春期だからかわからないけれど

小学生の頃よりもマッサージなどはめんどくさそうにするようになり

その日もあきらかにめんどくさいなという感じの
リアクションをしていました。

それでも仕方なしに マッサージ をしてくれたのですが

私は自分が セラピスト であるということもあって

ふだんもわりとそうなのですがその日も思わず

力のいれかたがちがう   だの

じんわりと手をかけることの極意  だの

手の面積にも工夫が大切   だの

あげくのはては

誠意と真心 があきらかに足りていない

などとダメだしばかりをしてしまいました。

最初はガマンをしてきいていた長男も

誠意と真心  を出してこられたあたりから

ものすごくおこりだして

最後はかんしゃくをおこしてあばれてしまうほど

そして泣かしてしまいました。

このときは最初、あやまる気持ちをもつことができませんでした。
 
ほんまのこと言っただけや!

と思ったし

そんなんでセラピストとかできるか!

と思ったからです。


けれども相手は中学生、私はいい年のおばちゃんなのです。

少ししてやっぱりあきらかに私がよくなかった 

どころか

とてつもなく長男に悪いことをしてしまったと思いました。

なぜ平気で長男の自尊心をズタズタと

傷つけてしまったのか

本当にひどい人だと

心から思いました。それでまた

しつこいくらい長男にあやまりました。


長男は    もうわかった     わかった

という感じで私の謝罪攻撃をかわしていました。


これでもう、もしかすると長男は セラピスト とか

マッサージとか東洋医学とかをめざすのをやめてしまうかもしれない

とさえ思いました。


けれどもつい

こころとからだ             いのち           

マッサージ      

みたいなところにはいっていくと

ものすごく黙っていられなくなってしまいます。


けれども少なくとも

ことば           ことだま

を貴くあつかいながら生きていくことを

めざしているのだから

日常生活でも   けんかしそうなときも

ことばにはもっと気をつけるべきです。


そして子供たちはもちろん親の所有ではないのです。

人間のいちばんみにくくてよくないところを

まるだしにしてしまうのが

家庭のなか    や    子供の前

であることをあらためてひしと感じ

本当に反省しなくてはと深く思わされた出来事でした。


お読みくださってありがとうございます。






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