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初めての台湾旅行 vol.3 美味しい台湾①


台湾ごはんを巡る

台湾で食べたいものはたくさんあった。小籠包に魯肉飯、辛い麺も食べたいし、YouTubeで見た夜市のエリンギも食べたい。後ふわふわのかき氷!

胃がいくらあっても足りないし、きっと台湾から帰る頃には3キロくらい太っている。日本に帰ってからどうやってダイエットしようか…。そんなことばかりを考えていた。でも結論から言うと、体重は微動だにしなかった。台湾人は1日に5食食べると言うけれど、台湾に行ったからといって自分の胃の絶対量が増えるわけではないのだった。

【台湾ごはんで分かったこと】
 ・小菜という文化がある
 ・ワンタンの概念が違う
 ・晩ご飯後の夜市は無理

※ 個人の感想です

台湾に着いた初日の夜。台北市内を思う存分楽しんだ私たちは士林夜市へ向かった。本当は圍爐というお店で酸菜白肉火鍋を食べたいと思っていたのだが、予想以上に台北でフィーバーしすぎて時間が遅くなってしまったのだ。

ならば台湾の3大夜市を1つでも多く制覇しよう。
台北101から誠品信義店まで北上していたので、市政府駅から士林夜市の最寄り駅「劍潭駅」を目指す。

時刻は19時半を回った。今から夜市へ向かうと到着は20時頃。さっきからお腹はぐうぐうと鳴っていた。そういえば今日は12時前に食べた機内食と15時のタロイモドリンクしか食べていない。テンションが上がっていてすっかり忘れていたが、私は相当おなかがすいていた。

20時まで我慢しないといけないのかと思った矢先。目の前にとあるお店が現れた。

温州大餛飩

大衆食堂っぽい

なんだかよく分からないが、とっても現地っぽい!折角異国の地を訪れたのだから、こういう地元の方が行きそうな場所に行きたいと思っていたのだった。これから夜市に行くというのに食べても大丈夫なのか?と心配しつつも、ぶらりと歩きながら気になるお店に入るのが旅の醍醐味。

日本語メニューがあり安心

どうやらここはワンタンのお店のよう。この後夜市が控えているのだ。麺料理を食べるのは大変ヘビーだ。ここは軽めにワンタンかワンタンスープにすることにした。辛いものが大好きなので「ゴマだれ激辛ワンタン」と「ジャンボ海老入りワンタンスープ」を選択した。激辛ってどれくらい激辛なのかワクワクが止まらない。

台湾のお店のシステムが全く分からないのだが、小鉢はここから選んでと言われたので選んでみた。小菜というらしい。一皿25元くらい?

この一品料理の名前は分からないが美味しい

そしてお待ちかねのワンタン料理…!すごい、量が多い…!

ゴマだれ激辛ワンタン
ジャンボ海老入りワンタンスープ

私の中でワンタンというと、エースコックのワンタンメンか東洋水産のワンタンスープしか浮かばない。つまり比較対象があれら2つであったため、水餃子くらい質量のあるワンタンにびっくりしたのだった。本場のワンタンってこんなにも大ぶりだったのか。ワンタンって全然軽くない。夜市…()

ちなみに激辛は全然辛くなかった。そのことは少し残念だったが、味はとても美味しい。友人と2人「美味しい」「美味しい」と、美味しい以外の言葉を知らないのではないかと思われるくらいに「美味しい」を連呼し、一気に食べきった。今回頼んだどちらのワンタンにも大きな海老が入っていたのが嬉しかった。

後から分かったことだが、このお店は台湾国内にたくさん店舗があるようだ。翌日以降の観光で何回か遭遇した。チェーン店なのかフランチャイズなのかどっちだろう。

士林夜市

パンチのあるワンタンを食べた後は夜市へ。

有名な士林夜市の門

劍潭駅からこの門へ向かう道にも既にお店がたくさん並んでいた。下手したらここに着く前にお腹いっぱいになりそう。

雑多な雰囲気

門をくぐるとたくさんの露店が並んでいる。夜なのに昼のように明るくて、とても活気のある場所。雰囲気的には鶴橋の市場を思い出す。

夜市って「ごはんを食べる所」というイメージだったのだが、服や雑貨を売っていたりゲームをしていたり、食べる以外の楽しみがある場所なんだと初めて知った。エビ釣りとか夏祭りでしか見たことがないのだが、ここでは日常なのだ。毎日がお祭り状態で台湾の文化が少し羨ましい。

奥にエリンギのお店が

門を出て歩いているとついにエリンギ発見!YouTubeで見て以来ずっと気になっていた一品だったのだが…!おなかがいっぱいで何も入らない。

結局士林夜市で買い食いをすることはなかった。晩ご飯を食べた後に夜市は全然無理であった。それでも、何も食べなくても、夜市は十分満足できた。雰囲気を楽しめただけでも行った甲斐があったと思う。

次の記事はごはん編②▶︎▶︎▶︎
長くなったので分割。

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今回の台湾旅行では九份観光のみツアーを予約しました。その時のガイドさんが「台湾の人は1日5食食べます。内訳は朝ごはん、昼ごはん、おやつ、夜ご飯、夜食です!」と教えてくれたのですが、本当に夜ご飯の後の夜食として夜市を活用することは定番なのでしょうか?

まぁ日本人が飲み会の後にラーメン行くのと同じ感覚なのかもしれないですね。毎日ではなく時々な感じ。今回士林夜市では満腹すぎて何も食べられませんでしたが、ふわふわのかき氷とかならいけた気がするので食べれば良かったなと後から思いました。日本でも流行っているけど食べたことがない…

そして、台湾の小菜という文化。初めてでめちゃくちゃ戸惑いましたが、台湾だとどこのお店にもある一般的なものなんですね。セルフサービスの一品料理で、小菜の味でお店のレベルが分かるとか。

最初サービス品なのかと勘違いしました。笑
位置付けとしては日本で言うところの居酒屋の“つきだし”のような存在なのかな。お金はかかるけど、とてもリーズナブルに食べられるのが良いなと思いました。

食べ物編は次の記事も続きます。

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