マガジンのカバー画像

簿記や会計

26
運営しているクリエイター

#簿記

【ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません】3.5 試算表を経て財務諸表になる

ポイント総勘定元帳から試算表をつくる

試算表は仕訳の正しさを最後にチェックする係

毎月試算表をつくることを「月次決算」という

試算表の上部がB/S、下部がP/Lに変化する

試算表をつくる一番の目的は、「仕訳帳から総勘定元帳への転記にミスがないか?」をチェックすること。

【ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません】3.4 よく使う仕訳は「10パターン」だけ!

ポイント仕訳は「25パターン」考えられる

でも、よく使うものは「10パターン」しかない

借方として可能性のあるものは、定位置のものが増加する「資産増加」と「費用増加」、あとは反対側の貸方の定位置のものが減少する「負債減少」「純資産減少」「収益減少」の計5つ。

貸方は「資産減少」「負債増加」「純資産増加」「費用減少」「収益増加」の5つが考えられる。

よく使う仕訳の10パターン借方が現金預金(

もっとみる

【ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません】3.3 「勘定科目」には定位置がある!

ポイント会計の5要素=資産、負債、純資産、費用、収益

すべての勘定科目は、会計の5要素のどれかのグループに属する

5要素は定位置が決まっている(貸方か借方か)

すべての勘定科目は、定位置が借方なのか、貸方なのかが決まっている。

「仕訳をするときにマイナス表記を使ったらダメ!」という決まりがある。

勘定科目が定位置と反対側に書いてあったら「マイナスなんだな」と思ってください。

左右が同額

もっとみる

【ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません】3.2 「借方」と「貸方」は常に同額!

ポイント複式簿記で仕訳するときは「借方」と「貸方」をセットで書く

貸方と借方の合計は、かならず同額になる

お金のラベルのことを「勘定科目」と言う

あらゆる取引について「2つの経済事象」でとらえ、セットにして記録しておくのが複式簿記の「複式たるゆえん」である。

どんな名目のお金なのかという「ラベル付け」が大事。

そのお金のラベルのことを「勘定科目」と言い、ラベル付けのことを「仕訳を切る」と

もっとみる

【ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません】3.1 「借方」「貸方」ってなに?

ポイント借方は「左」、貸方は「右」で覚える

「借り」の「り」は左にはらうから「左」

「貸し」の「し」は右にはらうから「右」

「借方」「貸方」を理解する最大のコツは、文字の意味を考えないこと!

Debitは「口座から引き落とす」という意味もあって、Creditは「口座に入れる」という意味もある。

決算書の読み方

決算書の読み方

はじめに
簿記・会計の知識や決算書の読み方についてある程度学ばれた方がほぼ間違いなく直面する壁があります。それが、理論と実戦の間に立ちはだかる高い壁です。

著者の吉田さんは、仕事での財務分析やブログの執筆等を通じて決算書を何度も何度も読み込んでいくうちに、次第に決算書から様々な情報を見つけ出すことができるようになりました。そして、「実践なくして、決算書が読めるようにはならない」ということです。

もっとみる