ESP32 WiFiライブラリの活用

使用するライブラリ

https://github.com/cocktailz-craft/ESP32-libraries/tree/main/WiFi

WiFiライブラリをインクルードする

 #include  <WiFi.h>

ESP32をWiFiに接続して使う

> 接続するWiFiのSSIDとパスワードを設定する

const char* ssid = "YOUR WiFi SSID";
const char* password = "YOUR WiFi PASSWORD";

> setup関数でWiFiへの接続を開始する

void setup(){
  WiFi.begin( ssid, password );
}

> 接続が成功したかどうかを確認する

  while ( WiFi.status() != WL_CONNECTED ){
   delay( 500 );
   Serial.print(".");
 }

WL_CONNECTED：WiFiネットワークに接続するときに割り当てられます。
WL_NO_SHIELD: WiFiシールドが存在しない場合に割り当てられます。
WL_IDLE_STATUS：WiFi .begin（）が呼び出されたときに割り当てられる一時的なステータスであり、試行回数が期限切れになるまで（WL_CONNECT_FAILEDになる）、または接続が確立されるまで（WL_CONNECTEDになる）アクティブのままになります。
WL_NO_SSID_AVAIL：使用可能なSSIDがない場合に割り当てられます。
WL_SCAN_COMPLETED：スキャンネットワークが完了したときに割り当てられます。
WL_CONNECT_FAILED: すべての試行で接続が失敗した場合に割り当てられます。
WL_CONNECTION_LOST：接続が失われたときに割り当てられます。
WL_DISCONNECTED：ネットワークから切断されたときに割り当てられます。

全体のコード

 #include  <WiFi.h>
const char* ssid = "YOUR WiFi SSID";
const char* password = "YOUR WiFi PASSWORD";

void setup(){
 // シリアル通信開始
 Serial.begin(115200);
 
 // WiFi接続開始
 WiFi.begin( ssid, password );
 
 // 接続が確立するまで“.”を出力して待つ
 while ( WiFi.status() != WL_CONNECTED ){
  delay( 500 );
  Serial.print(".");
 }
 // 接続完了通知
 Serial.println("WiFi is connected!");
}

void loop(){
 
}

あとがき

ESP32をWiFiに接続する最低限のコードを記した。
以降、WiFiに接続した環境で様々な動作を行う。