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ファンタジー小説「W.I.A.」 ~World was saved when an Inventor became an Adventurer~ 設定資料④


はじめに

みなさん、こんにちは!
八神夜宵です!

W.I.A. 設定資料④をお届けします。
毎度おなじみ、「需要があるかどうかは別にして」
1-6から2-3の分です!

登場人物(主役格)

クロエ・ピプロー

人間・女・24歳・スクーラー(メイジ)
若くして操気魔術の「第四階層」までを習得し終えた魔術師。
本来ならば指導者としての道を歩み始めるのが通例だが、クロエは現場重視の実践型で、「実際に魔術を使う」ことが好きなため、ノストールで勉学の傍ら冒険者の真似事をしている。

好奇心旺盛で物怖じしない性格。交渉事が上手だが、エアリアと違い、「女の武器」を多用する傾向がある。

『仙女探索』の一件から、自然と仲間に加わった。

エアリア(アドベントボディ)

過去のエーテルで「異形の集団」の襲撃を受けた時に、恐怖と混乱の中で、エアリアがその身に天使を「降臨」させた姿。
身長は40mに達し、その大きさだけで異形の集団を圧倒した。

エアリアの「願い」はエーテルに届いていたが、「秘儀」を受けていない体のため、神ではなく、その使徒たる天使が降臨したもの。

エナ

人間・女・800~歳(20歳)・エーテルの神官
ノストールの北西、人里から隔絶した土地に、一人で生活をしている。
エアリアと同じく、秘儀を受けずに天界の住人を降臨させ、「不死の呪い」をその身に受けた。

エアリアに「秘儀」の事実を告げ、授けることに同意するが、それは新たなる試練の序章であった。

サスカッチを育て、自らの子供のように慈しんでいる。

登場人物(端役格)

フェアグリン

エルダー・男・?・?
エルダーとは、長命で修業を積んだエルフが、肉体を捨てて霊的な存在となり、妖精界の住人となった姿。

本来であれば人間の住む物質界への興味を失うのが普通であるが、フェアグリンが肉体の感触を懐かしく思うタイプのエルダーだったため、わざわざ自分の保養のためだけに島を作り、時折エア(アイル)から肉体を創造して楽しんでいる。

その保養中にエアリアの訪問を受け、興味を惹かれたフェアグリンが、情報と支援を与え、アルルとの出会いのきっかけを作った。

エルダーの中でもひと際異質の存在である。

メメイ

蛟(みずち)・?・?・フェアグリンの島の守衛
水の上級精霊の中でも、ひと際希少な種である。
召喚に大量の水の影響力が必要なため、海以外ではかなり大きな湖でしかその姿を見ることができない。

フェアグリンから「島に人を近付けるな」と厳命されていたが、エアリアを見て「人ではない=フェアグリンの客」と判断し、島への水先案内を務めた。

ハーメルン

人間・男・40歳・ダークプリースト(デモン・サマナー)
「南の教皇」アズアゼルをこの世に「環誕」させた人物。邪教衆の一人である。

邪教衆の中でも中心的な人物の一人であり、なにやら壮大な悪事を企んでいるようであるが・・・。

地勢情報(追加分)

エーテル(過去・都市レベル 30/ハイペル)

ヴァルナネス大陸から東のはるか沖合に浮かぶ、東西100km、南北90km程度の島に、独自に発達した文化、および住民の住む国、および島名。

採集と農耕が中心の、平和を愛する種族が居住している。
全員が女神エーテルの敬虔な信徒であり、エーテルの子供であることを自負している。

ミンスク(都市レベル 5/ハイペル)

ノストール街道の途中に存在する集落。
元々は「秘湯」とされた温泉地に人が住み着き、小さな集落となったもの。
観光やヤギの畜産で細々と生計を立てている人間がほとんど。

オルスクと違い、より家庭的な雰囲気が楽しめる、として常連客も多い。

ヴァルナネスの世界観

魔術階層

精霊魔法や神語魔法と違い、「操気魔術」は学問として習得できる技術であるため、その習得段階を「魔術階層」というもので表し、その人間の魔術に対する素養と能力を端的に判別する指標となっています。

階層は全部で7階層に分かれており、第三階層を修了するとハイペル魔術学院では「マスターレベル」と認められ、無階層~第二階層までの者について、魔術を指導することができるようになります。

また、第三階層修得者は「魔術師」という呼称が使用できるように(それ以前の段階は「魔術使い」と呼ばれる)なり、支援者を募り、自らの流派を開くことも可能です。

冒険者として旅に出るのは大半が「魔術使い」までの者であり、もしもパーティーに第三階層以降の「魔術師」を入れたいと思うならば、それなりのデルが必要(5デテイク/日、くらいが相場)となります。

最高位の第七階層まで修めた者は、ハイペルの歴史の中でも20人に満たないとされており、ハイペル魔術学院の長ですら第六階層止まりです。

クロエの「第四階層修得済み、第五階層修得考査受験予定」という段階へは、平均すると20年程度の継続した勉学が必要となるものです。そう考えると、クロエは「通常の4~5倍の速度」で魔術を習得していることになります。

あとがき

いつも読んで下さってくれている方々、今回初めて最後まで読んで下さった方、まずは、ありがとうございます!

本編は、85,000文字を超えましたが、まだ想定していた話の25%まで達していません・・・。

どうしましょ?w

と、いうことで、創作大賞へ応募する分は、「第一部」とさせていただきます!

よろしくどうぞ~!



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