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自分の中にいる他人(300字)

「自分の事は、自分が一番知っている」って誰かが言っていた。
本当だろうか?

「じゃ、自分の何を知っているのか?」聞いてみたい。
私は、自分の事を全て知っているとは思えない。
むしろ知らない事に気付く事がある。
それは他人に指摘されて、初めて気づくのだ。

小説を書いている時、
私は私で無くなる。
私に取り憑く誰かが、
書いている様に感じる。
物語のストーリーや
登場人物の会話を書く時、
自分の心に何人かの人達が確かに居る。
その人達が会話している声を、
僕が聞いて書く
だから、小説を書き出すまでは、
その小説がどの様に展開するのか?
自分でも解らない。
本当に不思議な事だが事実である

もしかしたら、自分の中に他人がいるのだろうか?!

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