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究極に分かりやすくネットワーク用語解説:CPU

どうも。平易な文章マンです。

今、人類をめまぐるしい発展にさせているものは何でしょう?
技術です。技術とは、知識によって作られます。
では、その知識というものが何によってもたらされるのか。それはつまり、「情報」です。

インターネットは、その情報が知識を運んでくれて、結果的に人類の技術の発達に貢献しているんですね。
今日は、そんなインターネットの基礎となるものについて、なるべくわかりやすく説明できればいいなと考えております。

第5回はCPUについてです。
というかこれ、シリーズなんてものがあったのね。

💻第1回 DNS
💻第2回 Wi-Fi
💻第3回 クラッキング
💻第4回 IPアドレス

人間で例えるなら「脳」というパーツありすぎ問題

そもそもさぁ、CPUってなんなの?
この質問に、こういった答えられ方をするのをたまに見かけます。

「CPUっていうのはつまり、人間で言うと『脳』みたいなものだよ。」

でも、実はCPUに限らず、『脳』みたいなもんはパソコン周りにはいっぱいあるのです。ガーン。

CPU

CPUというのはそもそも、

Central セントラル(中央)
Processing プロセシング(処理する)
Unit ユニット(単位)

の頭文字を取っている言葉です。
DNSの回でも頭文字を取っていましたが、IT周りではどうもこの頭文字を取る(アクロニムといいます)単語が多いので、アルファベットアレルギーの方にはちょっと受け入れづらいところがありますね。はい、私です。

CPUは、コンピュータの中央で処理するヤツです。『脳』と呼ばれる所以は、このヤツが、あれこれ指示を出してアプリを起動させたりシャットダウン(電源を落とすこと)させたり、時にはフリーズ(言うことを聞かなくなって止まること)してしまったりするのです。
脳で言うと大脳新皮質(合理的な行動を取る)に近いのかなと思います。たまに大脳辺縁系という、本能的な部分も出てきますが。

っていうか、脳で言ってしまうと更に分かりにくくなりそうなので会社で例えると社長でしょうかね。部下や役員に命令をして、こき使う役目を持ってます。

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記憶媒体

CPUが大脳であれば、記憶媒体は側頭葉にある海馬という、記憶を司る部分にそっくりですね(ややこしいと言ったそばから脳で例える)。

記憶媒体ということで、そのまんまコンピュータが持っている情報のキャパのことを指します。
主にHDD(ハードディスクドライブ)とかSSD(ソリッドステートドライブ)とかいう塊の中に保管されてます。よくPCを買うときに「HDD 512GB!」などという文句があると思いますが、あれです。

ざっくり説明するとこんな感じです。
・HDD:中に円盤が入ってる。値段が安い。衝撃に弱い。動作が遅い。
・SSD:半導体で動いている。値段が高い。アクセスが早い。軽い。

PCを買うときに、ストレスなく操作したいとお考えであれば、SSDを選ぶようにしましょう。
実はこの記憶媒体は、コンピュータがプログラムを起動や操作する情報も格納しているので、アクセスが早ければ操作もサクサクとできるという塊なのです。

これも会社で例えれば、資料室やデータセンターでしょう。情報を色々保管しておいて、取り出したいときに自由に取り出せる。

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メモリ

美しい人生よ!限りない喜びよ!(松崎しげる)

メモリというのは、RAMとも呼ばれます。
Random Access Memory(ランダム・アクセス・メモリ)とも呼ばれます。ランダム(無作為)に、アクセス(たどり着く)できるメモリ(記憶)の領域なのです。

え、まって、さっきも『記憶』ってあったよね!?なにこれ?わかんない!

と焦るかもしれませんが、安心してください。
人間でも、自分の名前を覚えている「長期記憶」や、ついさっきした会話の内容などの「短期記憶」というのがあるのと同様に、コンピュータにも記憶の種類があります。
ここで言うメモリは「短期記憶」。最近では「ワーキングメモリ」という言葉もありますが、そんなイメージです。1回の仕事をどのくらい捗らせることができるかというのは、このメモリの容量が重要になってきます。

会社で言えば…うーん。会議室や生産ラインのことになるかと思います。1回の仕事がどれだけ出来るかという意味では。

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まとめ

実は他にも脳に相当する部分はあるのですが、主要なこれらを区別して覚えておけば間違いないと思います。カーネルとか言われてもケンタッキーのおじさんしか浮かびませんし。

ノートパソコンを家電量販店などで買いたいな…という方は、
本当にざーっくりいうと、
✅CPU   :Ryzen 5以上、Core i5(4000番台)以上
✅記憶媒体 :SSD 250GB以上
✅メモリ  :8GB以上
がおすすめです(もちろん用途によりますが)。
一度参考にしてみてください。

え、デスクトップパソコンを組み立てたい…?ゲーミングパソコン…?
そんなん…知りません…ガガガガ(私のCPUフリーズ音)

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