採血･献血前日～当日のおすすめできない食事とおすすめの食事

見逃している方もいらっしゃるかもしれませんが、献血前の採血検査コーナーに、献血前に注意が必要な食事のイラストが貼ってあることがあります。

献血前日～当日に、乳製品やクリームや油の多い洋菓子、ラーメンや揚げ物、ルーを使ったカレー、脂の多い肉料理などを食べたり、前日にアルコールを飲んだりすると、血中の中性脂肪が多くなって献血に適さなくなってしまうことがあるため、注意を促しているのです。

では、どういうものがおすすめかと言うと、和食や、さっぱりした具沢山の汁物がいいと思っています。
脱水予防も兼ねることができるためです。
献血後の気分不快を避けるためには充分な水分補給が欠かせません！
しかし、飲み物としてだけとるとなると、いくつか問題が生じます。
〇コーヒーやお茶など利尿作用にあるものを摂取しがち(出ていってしまうので脱水予防に不向き)
〇たくさん飲みすぎると献血中にトイレに行きたくなる
〇一気に水分をとるとお腹がゆるくなることがある
などです。
けれど人間は、食事からも水分をとっています。

パンよりもご飯の方が水分量は多いです。

また、野菜にも多くの水分が含まれています。

さらに飲料と違い、食物から水分を吸収する速度はゆっくりなので、長時間効果が得られます。
ただし、カリウムの多い野菜(葉物野菜、きゅうりなど)は利尿作用があるので、大根やこんにゃくなどがおすすめです。

今回の献血前の食事

おでんやポトフなどはとても良いと思います。温かいので血流も良くなります。

ちなみに、400ml献血をすると、500kcal相当失われるらしいので、終わったあとはしっかり栄養を摂取するといいと思います。

献血好きな皆さまは、献血前にどのような食事を召し上がっていますか？
他にもおすすめメニューがあったら、教えてくださいね。

※健康診断前日も、油の多い食事やアルコールは避けて、おでんなどの具沢山な汁物やお米を食べておき、カフェインは昼以降避けておくといいと思います。(朝ごはんは食べられない場合が多いと思います)
そうすると脱水になりにくく、多少は採血しやすくなると思います。