見出し画像

2023年│仕事の振り返り

こんにちは、宿木です。私は宿木屋という会社で、企業の採用やブランディングに関わる記事の執筆・編集をやらせていただいています。2020年に法人成りしてから3期めとなりましたが、2023年も記事を通じてたくさんの企業さんと出会い、学ばせていただきました。年間で扱った記事数は約300本。売上もライターを専業でやり始めてから7年間で一番大きくなりました。

このnoteでは、その中で私自身が執筆を担当した記事のほんの一部を紹介しつつ、お仕事を通じて感じたこと、成長できたな、と思うことを記していこうと思います。

メディア「FASTGROW」の記事執筆を担当させていただき、その中で野心的に取り組むスタートアップの皆さまの“今”にたくさん触れることができました。「FASTGROW」のインタビュー記事は一般的なビジネスメディアに比べて情報の濃度が濃く、各社の事業戦略がいかにすぐれているのか、あらゆる視点から語っていくのが特徴だと思います。それを文章に落とし込むのはもちろん難しく、幾度となく頭を抱えましたが、編集部の皆さまの的確なアドバイスにも支えられ、なんとか形にしていくことができました。熱量が伝わる言葉づかいも、「FASTGROW」の記事執筆のおかげで心がけるようになれたことです。

昨年に引き続き、PKSHA Technologyさんが運営するnote「PKSHA Delta」の採用向け記事制作に1年間携わらせていただきました。昨年は一人ずつ取材・執筆させていただく形だったのですが、今年は座談会や対談といった形で複数のメンバーにお話を聞く機会も何度かいただきました。それぞれ異なる立場から仕事の内容や会社の魅力を語っていただくと、ぐっと奥行きが生まれるような感覚があって、執筆時も楽しく書かせていただいたのが印象に残っています。また、言葉の捉え方についてフィードバックを通じて学ぶことが多く、まだまだ来年も改善していきたい、と思っております。PKSHAの記事執筆に携わらせていただくたびに、人とテクノロジーが溶け合って、互いに進化しあっていくような時代を取材から垣間見て、わくわくしております。

メディア「講談社C-station」では、各領域で知見をもつ方にインタビューし、ひとつのテーマをじっくり掘り下げる連載を毎月書かせていただきました。マーケティング業界のトレンドワードを多角的に考えるきっかけとなり、私自身も執筆を通じて多くの気付きをいただきました。また、記事執筆にあたってさまざまなSNSで事例を見る機会が増え、企業がオンライン・マーケティングにどのように取り組んでいるのか肌身で知ることもできたと感じています。来年も読者であるマーケターの皆さまに、何かしらヒントとなるような記事を届けていけたら、と意気込んでおります。

昨年に引き続き、ミラティブさんからも複数の記事執筆のご依頼をいただきました。同社のnoteでは一部の採用広報目的の記事執筆を、そしてユーザーさん向けの情報発信をしている「Mirrativ MAGAZINE」ではグランプリで見事チャンピオンとなった配信者さんのインタビュー・記事執筆を担当させていただきました。実際にサービスをつかって楽しんでいるユーザーさんの視点と、そのサービスを届ける経営者や社員の視点、その両方に記事を通じて触れることができていることは、とても光栄なことです。ミラティブさんは私がまだライターになって間もない頃からご依頼いただいていることもあり、その事業成長の道筋を肌で感じながら執筆できることに喜びを感じています。

今年から採用向けの記事制作に携わらせていただいているSTAGEONさんは、法人向けのYouTube運営サポートというまさに先端をいく事業を展開している会社で、その組織拡大に向けた情報発信の一端をお任せいただけることを心から嬉しく思っています。スピード感と熱量のあるメンバーの皆さまにはいつもエネルギーをいただいており、取材だけでなく、打ち合わせのときも笑いが絶えない時間を過ごさせていただきました。来年もさらなるご支援ができるよう、STAGEONらしさを伝えられるような記事制作をめざします。

VC(ベンチャーキャピタル)のDNX Venturesさんを通じ、まさにこれからの社会を変えていくポテンシャルを秘めたスタートアップの皆さまの声を届ける記事執筆をいくつか担当させていただきました。「こんな発想でプロダクトを!?」「そんな着眼点が!?」という驚きの連続で、そこから広がる事業の可能性に、執筆しながら胸を躍らせました。非常におもしろいお話だからこそ、それを記事にするにあたって何を整理するべきか、どう記事にまとめるかというところは悩みました。そのまますべてを書いてしまいたいという気持ちをグッとこらえつつ、読者の方が興味をもって最後まで読み続けられることを意識し、何度も読み直しながら全体をまとめていくプロセスを経験できたことは、学びにつながりました。


このほかにもいろいろと……本当にいろいろと書かせていただいたのですが、いったんここらへんで。

ある案件で得た学びが他の案件で活きたり、思いもよらないつながりでご紹介いただける案件があったりと、まがりなりにも7年間続けてきたことが提供価値の重みにつながる実感を得られた1年でした。

また、今までチャレンジしたことのない内容をご依頼いただく機会にも恵まれて、自分に足りない力が何か気付く機会をいただいたり、もっと改善するべきだと感じられたりすることも、例年より多かった気がします。

そして、このnoteでは自分が執筆した記事の一部をまとめたのですが、宿木屋のメンバーと協力しながら記事を作っていった案件も多く、「一人じゃなくてみんなでいいものを書こう」という気持ちが一層強まりました。

来年もまた一つひとつの記事をしっかり届けられるよう、今年の学びを活かしながら企業の皆さまと共に歩んでいきたいです。

#今年のふり返り



この記事が参加している募集

#ライターの仕事

7,359件

読んでいただき、ありがとうございました!もしコンテンツに「いい!」と感じていただいたら、ほんの少しでもサポートしていただけたらとってもとっても嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。