座薬を入れる順番って?
吐き気があるから
ナウゼリン坐剤を入れたい。
高熱も続いているから
アセトアミノフェン坐剤(アンヒバ坐剤)を入れたい。
どっちが先か・・・ですが、
緊急性が高いものが先
これが基本です。
熱性けいれんを起こしたことがあり、発熱時にダイアップ坐剤を使うように医師から指導を受けていれば
ダイアップ坐剤が先
吐き気が強く、消耗している場合は
ナウゼリン坐剤が先
熱が高く、ぐったりしており
吐き気はそれほどではない場合は
アセトアミノフェン坐剤が先
ダイアップは除いて、
吐き気か熱か
迷うなら室温保存の座薬が先です
座薬には油性基材でできているのか、水性基材でできているのかで
室温保存か、冷所保存かが決まっています。
そして、油性基材でできているものは冷所保存なのですが、
油性基材の座薬を入れた後は
直腸に油が張っている状態になるため、
すぐに他の座薬を入れることができず、
次の座薬まで30分以上開けないといけません。
そのため、水性基材でできているナウゼリン坐剤が先になります。
室温保存の座薬を入れたら、
15分待って次の座薬を入れる
冷所保存の座薬を入れたら30分以上開ける
これを注意しましょう
わからなくなったら薬剤師さんに聞いてみましょう。
池 留里子
薬剤師
日本糖尿病指導療養士
やどりぎ薬局
東京都品川区戸越2-6-13
tel:03-6451-3044
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