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大掃除から考えるチーム組織論

おはようございます!!
やどかりの代表の松澤です。
今年もすっかり寒くなりました。1年があっという間です。
今年の1年を振り返るといろいろな人との出会いや別れがあり、毎年思うことではありますが、今年も濃い1年だったなと思います。

そして株式会社やどかりでも年末の最後は大掃除と納会です。
そんな大掃除手前の前日にふと気づいて考えたことを記事にしようと思います。(ちなみにタイトル画像は最近お気に入りのChatGPTに作成してもらいました!)

大掃除へのこだわり

毎年12月の最終日は午後から社内の大掃除をしよう!!とだけが1年目から決めています。オフィスが変わってもずっとやっております。やっぱりいつもお世話になっているオフィスを綺麗にするのは大事だし業者じゃなくて、自分たちで綺麗にしよう。特にエンジニアなんて身の回りを雑多なまま作業しがちだったりもするので、掃除は大事にしようという文化です。毎週金曜の朝にも各自で掃除はしているのですが、大掃除では特に共用部などを中心にキレイにしようと言ってます。

去年までのやどかりでの大掃除

まあ特に大掃除も明確な仕切りがあるわけでもなく、また何人かは最終日でもフルパワーで仕事をしている人たちもいるわけで、だいたいは毎年私がそろそろ「大掃除始めるよ〜〜〜」と声をかけて始まります。そしてキレイにしたい部分に関して、「◯◯◯の部分を△△くん、お願い!」、「AAくん、空いているんだったらここの床を剥がして一緒に磨こうぜ!」こんな感じで進んでいきます。特に大掃除を整理して進めるという感じでもなかったです。

今年のやどかりでの大掃除!!

今年は最終日の納会の幹事に大掃除の仕切りもよろしくね!と伝えてみました。

作業担当が割り振られている!!

今週の頭に会社へ来て気づいたのですが、大掃除の担当割が張り出されていました。凄い!!今までの大掃除とは何か違う感が出ています。ちょっと名前の部分は伏せさせてしまっておりますが、面白いなと思ったのは「対応できなそうな人」?wというのが一緒に担当として記載されています。担当は振っているけど、きっと業務が忙しくて戦力にならないよという意味のようですw

チーム編成を見て面白いなとおもったところ

私もいつもプロジェクトチームや会社組織でのチーム作りをしていて、今回の大掃除に関しては本来の業務ではないのですが、チーム作りの材料として考えてみたので検証してみます。

  • 「全員が入っている!」ことによるバッファの無さ

  • 誰が仕切るんだろう!?というリーダーの曖昧さ

  • 「対応できなそうな人」という扱い

ざっと見た瞬間に自分がどこに配属されたのかなーと思いながら、こんなことを考えていました。この体制表を誰が作ったのかは聞いてはいないのですが、多分会社のあの女の子が作成したのかなとかも、組み合わせなどから推測したりもします。

  • 「全員が入っている!」ことによるバッファの無さ

これはやっぱり私もチーム作っているときに、突発的なイレギュラーが発生することも多いので、私の癖かもしれないですが明確な任務がない独立部隊を作ることが多いです。何かあったときの対応やヘルプを柔軟にするために、私だとバッファつくっちゃうよなあって考えます。

  • 誰が仕切るんだろう!?というリーダーの曖昧さ

これに関しては壁に担当だけ貼ってあるだけだと、誰かが先頭切って掃除するよーといわないと始まらなさそう、、、とか担当内でも次にどこ掃除しますか?とかになりそうで、5人くらいのチームですが、的確に効率よく指示を出したりトラブル対応したりする人が欲しいよなあって考えます。

  • 「対応できなそうな人」という扱い

これは担当を振られているのですが、赤字で対応できなそう人wという扱いで入っていました。私も戦力外に含まれていますww
きっと忙しいかもしれないなという気遣いと、でも名前が入っていないと仲間はずれ感が出てしまうというところの気遣いが見え隠れして面白いなと思いました。これを見て、きっと心優しい女の子がこの編成を考えたのではないかという社内での憶測を立てちゃったりしてました。


えっと、、、社内での張り紙ひとつでここまで深ぼって考えてしまいましたが、きっと私も暇じゃないはずです。(暇じゃないはずです!)なんとなくの私の癖で深ぼってしまいましたし、常日頃から考えているチーム編成だったり、組織構成みたいなものを考えるのが習慣づいてしまっているのかもしれません。

ここまできてハッと気づきがありました。どうも私が考えるチーム編成組織構成にはいつも一定の癖があることに気づいたわけです。そこから自分を紐解いていくと、、、

松澤のチーム作りの癖となる原点の好きなもの

  • 三国志やキングダムといった中国の戦争の歴史もの

  • ワンピース、HunterXHunter、ダイの大冒険、DragonBallといったジャンプでのバトルもの

上に書いたのは単に私個人の趣味で大好きなものたちなのですが、ここに組織論の原点があることに気づきました。どうしても三国志じゃないですが、部隊を作るときに正面から全部ぶつかるのは怖いから、横から攻撃を行う独立部隊を作りたくなってしまうとか、はたまたフリーザ軍のギニュー特戦隊のような特殊部隊が好きだったりします。
面白いですよね、自分がビジネスでやっている時のチーム作りにも影響を及ぼしていることになるわけですからw

そして冒頭に貼られていた担当割の紙を改めて見たときに、きっと私のような三国志とか戦争もの好き、とは無縁な平和にみんな平等で担当をキレイに作ろうというきっと心が優しい人が作ると、全員に担当が振られた平等な担当割になるのではないでしょうか。

改めてチーム作りの奥深さ(ホントかな!?)を学んだ感じです。あとは実際の大掃除の日に何がよくてわるかったのかを実証するだけですw
株式会社やどかりも30人になりました。今後もどういう組織をどう作っていくのかを深掘りし続けていきたいと思います。

みなさま、今年も1年ありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。


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