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黒い顔したあのヒツジがおいしいという話【旅色の宿マルシェ】


こんにちは!
トラベルウェブマガジン『旅色』がセレクトする、宿グッズオンラインストア「旅色の宿マルシェ」の店員キドコロと申します。
「電子雑誌『旅色』って?」「宿マルシェってなんだ?」という方もいると思いますので、まずは簡単に自己紹介を。


私たち、旅色の宿マルシェです。
新しい旅スタイルを発信しながら、自分らしさと美を求める現代の女性に上質な旅時間を無料でお届けしている電子雑誌『旅色』。 日本全国を巡った気分を味わえたり、いつかは行きたい日本の歴史や大自然を感じられる場所をご紹介しています。

▼電子雑誌『旅色』

日々、全国各地の旅情報を発信している編集部だからこそ感じている“コロナ禍”という未曽有の事態。
なかなか旅に行けない現状のなかでも、できるだけ多くの方に旅時間を楽しんでもらいたく『“こんな時だからこそ”、読者と宿をつなげて、少しでも旅気分を体験してほしい。』という思いで、昨年立ち上げたのが「旅色の宿マルシェ」です。

旅色の宿マルシェ

私たちは、編集部が実際に試したものだけを掲載。本当に皆さんに紹介したい “宿のもの”を選び、紹介&販売しているECサイトなのです。


顔が黒くてモコモコしたアイツ

皆さんは、“サフォーク種”と言う名前をご存じでしょうか?
実は私、プライベートでもラム肉を食べにお店を回っていた羊肉Loverのひとりなんですが、初めてサフォーク種と出会ったとき、とてつもない衝撃を受けました。「これが本当に羊肉なのか」と。
今回は、そんなサフォーク種について、ご紹介いたします。

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イングランドのサフォーク州から名付けられ、あの羊のキャラクターを彷彿とさせる真っ黒な顔、白いモコモコとした毛からにょきっと伸びる黒い四肢が特徴的な羊です。

サフォーク種の産まれは、現在レア・シープ(希少種)で「羊肉の王様」とも言われるサウスダウン種と、絶滅への道を進んでしまったノーフォーク・ホーン種のカップルから。どちらも食肉として飼育されてきた品種です。この2つの長所を引き継いだサフォークが今回の主役。

もうすでにお気づきかもしれませんが……「宿マルシェ」で扱っている商品のひとつ、「“ひつじの町”が愛した、幻の羊肉」というラム肉のセットが、そのサフォーク種なのです!

▼商品詳細はこちらから

栄養価の高いと言われる羊のお肉

イタリア料理では高級食材と言われる”羊肉”。牛肉や豚肉に比べて脂肪の融点が高く、脂は体内に入っても吸収されにくい一方、たんぱく質やビタミンといった他の栄養素はそのまま吸収されるそうで、健康的なダイエットに向いている食材と言われています。
偏りがちな食生活を整えたい方や、今人気のロカボ食に努めている方にもいいですね。

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そんな“羊肉”ですが、独特の臭みから好き嫌いが大きく分かれることもしばしば。特に、マトンと言われる生後2年以上成長したものは、引き締まった食感が強い代わりに独特の香りが強く、香草などでしっかり臭みを消して食べることが多いのが特徴です。
一方のラムと呼ばれる生後1年未満の仔羊の肉は、見た目もマトンに比べて淡いピンク色。臭みが少なく食べやすい代わりに、羊肉らしい濃厚さに欠けてしまうという欠点を持っています。
お店で食べるジンギスカンを想像してみてください。ラム肉が提供されている傍らのタレには、にんにくやしょうが、香草が多く使われていますよね。この臭みを軽減するためなんです。

今回紹介しているサフォーク種は、驚くほど臭みが少ない、まさに「羊肉の王様」の血統を受け継いだ品種なのです。


綿羊で栄えた街で育つ国産ブランド羊

そもそも国産の羊肉は非常に少なく、日本国内で消費されている羊肉の99%以上は海外からの輸入。国産というだけで希少価値の高いものです。

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宿マルシェで紹介している、信州不動温泉 さぎり荘の商品は、綿羊で栄えた信州新町で育てた「信州プレミアムサフォーク」。羊肉独特の臭みをさらに抑えるため、出荷されるまで屋内で穀物飼料を与え育成しているそうです。そのため、臭みやクセはほとんど無く、脂に甘みがあり、塩やレモンでもおいしくいただけるのも特徴。
また、マトンの濃厚なうま味とラムの食べやすさを追い求め、生後1年~2年のホゲットと呼ばれるものを使用。歯ごたえのあるしっかりとした羊肉を堪能できます。

▼購入はこちらから

今回のセットは、オーストラリア産のラムと信州プレミアムサフォークのセットです。サフォークがどれだけ臭みが少ないのか、ぜひ食べ比べしてみてください!

羊肉Loverの私のおすすめは、臭みが好きな羊肉Loverの皆さんはぜひオーストラリア産と交互に。羊の良さを体感できるはずです。羊肉初心者の皆さんはサフォークだけでも味わってみてくださいね。



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