【大阪大学】大学生活の振り返りとやりたかった100のこと(wish list)
人生の夏休みを大学生活の4年間だけにしたくない、逃げのような大学生活を謳歌と呼ぶなら、謳歌しなくていい。人と違った大学生活にしたい。
誰と戦っているのかわからない、謎の反骨精神を持ってスタートした大学生活。
常に自分の弱みと格闘しながら、苦しい時期もたくさんありました。しかし、自分なりに道を踏み外そうと努力して良かったと今では思えます。
そんな大学生活4年間を、やりたいことリストを眺めながら振り返っていければと思います。
1回生
新歓を巡りまくった4,5月
それでも最初は新歓を巡れるだけ巡りました。新入生のトップ1%には絶対入る、と言えるくらいには熱量込めて回っていました。
入らないと意思決定していたのに新歓に行きまくったのには大きく2つの目的がありました。
1つ目は、サークルっていう一般的に大学生がみんな所属する組織の片鱗を少しでも知っておきたかった。2つ目は、熱量高い、人生に対してちゃんと向き合っているような仲間と出会いたい。昔は日本で3番目の地位だった大学。流石に一定数はいるのではないか、という微かな希望を持っていたからです。
ノマドワークに憧れて本屋とカフェに入り浸った6,7,8月
サークル新歓巡りの1つ目の目標は達成したものの、2つ目の目標は達成されないまま、というか自分の大学への失望感を感じたことを覚えています。
(今もかもですが)当時は自分の精神が非常に子供だったので、将来のことも考えず、入学をゴールのように捉え、保守的で快楽だけを求めている同級生とは正直仲良くなりたくないと思っていました。もちろん表面上は明るく接するのですが、人としてのレベルがどうしても低い、勉強しかしてこなかったのかな、と思う人が想像以上に多いように思えたのです。
そこで大学のコミュニティと無意味につるむくらいなら、もっと孤独になったほうがいい。そこからは授業以外はひたすら本屋とカフェに入り浸る生活が始まりました。
本当に子供だったな、今は丸くなったなと心から思います。
ですが、この時期があったことで今の自分がある。間違いなく成長できたし、自分と向き合う、本と対話するなど今後の人生の基盤ができたと思えているので当時の自分には感謝しています。
初めて自分で計画・予約して10日間タイへ行った9月
大学生時代に視野視座を高めるために、海外旅行は必須であると信じていました。
バックパッカーなどの長期旅をやりたかったのですが、まずは手始めに友人を誘って二人でタイに10日間滞在する旅をしました。
まさかこの時にはコロナで大学2,3回生の海外渡航予定だった時期が全部潰れることになる、とは思ってもいませんでしたが。
大好きなスタバでバイトを始めた12月
バイト漬けの一般大学生みたいにはしたくない。将来のためになるべく時間を投下する一方で、組織で働いてみたいという気持ちが芽生えてきました。そこで、受験勉強時代に大好きになったスターバックスで、自分が好きな空間を作る側にまわりたいと思ってアルバイトを始めました。
大阪の北側の品の良い住宅街にあったスタバだったからか、パートナー(店員)側もお客さん側も非常に人間性に富んでいる人が多く、1年間半の間、楽しく働かせてもらうことができました。
最初はこんなに長く働くと思っていなかったし、この人たち好きだなって心から思える素敵な人たちと沢山出会えました。この経験は宝物です。
また、ここで初対面の人とのコミュニケーション力という自分の強みを見つけ、伸ばしてもらえたことを強く感謝しています。今の就活やその他の人間関係でも、自分が主導権を握れている機会が増えているのは間違いなくスタバでのバイト経験が活きています。
2回生
ビジネス書をたくさん読むようになり、場所に縛られずPC一台で仕事ができる"ノマドワーカーに"憧れた1年生。
ブログや動画編集、ライター、せどりなど一般的に"副業"と言われる仕事に手をだしてお小遣い程度の金銭は頂けるようになってからも、この先の未来に希望を感じている自分は見つかりませんでした。
一人で身軽に自由に生きていきたい、と強く願っているのかと思っていました。
いつの間にか、みんなで一つの目標に向かってがむしゃらに働く青春感を感じたいという自分がいたのです。
SNSマーケの長期インターンに応募
もちろん隣の芝が青く見えるだけの可能性も大いにありました。でもそれでも人生の大きな意思決定である就活の前にどちらも体験しておくことには価値を感じました。
そして、長期インターンとして組織で働く機会を探っていくことに。当時まだまだ大阪では、長期インターンが一般的でなく、応募職能は営業orエンジニアのような2択でした。
ただ、視座の低かった当時の自分はどちらでも学生はコマのようにしか扱われないだろう、と思っていました。また、将来自分でサービスや事業を作り出せる人間になりたかったこともあり、マーケや企画寄りの職能を探すことに。
業界やオペレーションにこだわりがなかったので、InstagramをダウンロードすらしていなかったのにInstagramのマーケティングの会社に応募しました。
結局そこの会社、現株式会社SAKIYOMI(元Radix)で長期インターンをさせて頂くことになるのですが、入社試験?での2日間泊まり込みワークは忘れられません。
数ヶ月後に自身がメンターとしても参加し、非常に価値を感じているのですが、当時は流石にビビりましたね。
インターンの選考で2日間泊まり込み、しかもメンター学生や社員の方もほぼ寝ずにワークにのめり込んでくれる。この人たちの熱量と視座に鍛えられる環境に入りたい、と思い飛び込みました。
3回生
2回生の後半から長期インターンとスタバのバイトの両立を頑張っている中、化学専攻らしく学生実験に時間を取られるようになった3回生。インターン先でもリーダーポジションとしての成果を求められるようになってきて、この時期が一番大学生活の中で時間的にも精神的にもキツかったのを覚えています。
後半は少し早いですが大学院の受験に集中するという名目で長期インターンとスタバどちらも引退し、フリーランスという形で仕事は自分のペースで続けていました。
がむしゃらに働いていたこともありお金はあったので、東北一周旅行を筆頭に月に2,3回ドライブに行ったり、有馬や城崎の温泉巡りをしたり、空いた時間で沢山旅行しました。
4回生
あらためて4回生の時を振り返ると毎月のようにイベントがありました。
人生初の命綱付きのロッククライミングをした4月
仕事の息抜きとして始めたボルダリング。もともと体を動かすことが好き、木登りも好きな自分は向いていたらしく、毎週通うほどにハマって行きました。いつも通り1人でジムに通っていた時にたまたま隣のおじちゃんに話しかけました。
よくよく話を聞くと、その人はリアルの岩でロッククライミングしていて、その練習としてボルダリングに来ているとのこと。
リアルな岩登りのことを全く考えていなかった自分ですが、そのスリルを味わいたくなって食いついてしまいました。お願いして、連れて行ってもらえることになったのです。
たまたまですが素敵な出会いでした。
そのおじちゃんに連れられ、京都と滋賀の間にある比叡山の岩を登ることに。
実際に命綱をつけて登ることは初めてで、ずっと手足が震えっぱなしでした。
登りきった後に振り返って見た琵琶湖の絶景は忘れられませんが、手が滑った時に宙吊りになるあの恐怖感も忘れられません。
また関東でも行きたいな、ロッククライミング。
研究室見学に行ってモチベーションを高めた5月
5月には外部受験を決めていた東京大学の大学院を見学しに東京へ。実は11月にも半分くらいの研究室は行っていたのですが、良い口実だと思いすべての研究室を巡りました。
大学院の勉強に明け暮れた6,7月
6月7月はちゃんと勉強しました。受験期よりも勉強したのでは?と思えるほどやってましたね。笑
高校の時よりゲーミフィケーションを学んでいたため、楽しみながら対策できました。
東京大学の大学院を受験した8月
6、7月に思ったよりちゃんと勉強したせいか、8月は帰省先の実家でゆっくりしていました。
青春18切符で九州一周した9月
大学院の入試がおわったら、大阪に戻らずに九州へ飛びました。
5日間普通電車に乗り放題の「青春18切符」を活用して九州の海岸沿いをぐるっと一周するためです。
通信が繋がらない地域もたくさんあったので、電車の中はだいぶ暇でしたが、友人とゲームしたり、自分と向き合ったり良い時間を過ごせました。
またこの経験もnoteにまとめたいと思います。
野宿しながら自転車で四国を一周した10月
これもnoteにまとめたい経験。徳島の海沿いで絶望しながら観た満点の星空は、たぶん一生忘れることはできません。
ロードバイクにそれぞれ1人用のキャンプ道具を積んで、大阪からフェリーで四国へ乗り込み、野宿をしながら1週間で1000km走り切る、というわけのわからない旅をしました。
人生初のトライアスロンに出場した11月
静岡県の伊豆半島にある河津町で人生初のトライアスロンへ。
キャンピングカーでのアメリカ大陸横断の実現のため奔走した12,1月
これはもうnoteにまとめた記事を読んでください。笑
卒論直前で焦っていた2月
アメリカ大陸横断を実現した3月
これもnoteにまとめます。
まとめ
すべてが満足行く大学生活ではなかったし、後悔していることもあるけれど、たくさんの経験をできたかけがえのない4年間でした。
すべての経験を次に生かせるよう、すべての決断を正解にできるよう、今日という1日を全力で生きていこうと思います。
それではまた!
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