【天皇賞春考察】プリュムドールはなぜテーオーロイヤルを差さなかったのか
☆☆☆☆☆ 一言で言うなら時代がそれを許さなかった二人の邂逅は令和3年3月、3歳未勝利でのことであった。
それから3年後、阪神芝3000mを舞台に二人は4度目の再会を果たす。
着順だけならそれまでに2勝1敗。牝馬ともいえ血気盛んなプリュムドールがロイヤルに後れを取るということはない。
同い年のロイヤルのバナナを一咥えしてやろうという気概は当然持っていた。
本書は『なぜ』の部分にスポットを当て、関係者たちの証言によって進められるドキュメンタリーである。
プログノーシス、ステ