東京新聞杯『冬のマイル王が見たいか──ッ!』:追記有
ワシもじゃみんな!
『この冬最強の千六王を決めるG3 東京新聞杯!全選手入場ですッッ!!』
行方不明少女は生きていた!!素質だけなら兄を超える天才妹が9ヶ月の時を経て今ターフに立つ!
昨年のNHKマイル2着・ウンブライル!!
京都金杯は控えて3着だが、先頭さえ奪えれば粘りが違う!!
二度目の重賞挑戦!トゥードジボン!
我々はすでにこのレースを去年制しているッ!アメリカ帰りの昨年王者
三浦皇成とウインカーネリアンッ!
復調気配ならコイツが怖い!一昨年の最優秀2歳ッ 朝日杯王者・ドルチェモアッ!!
マイル戦なら我々が一番よく知っている!ソダシを育てた名門厩舎からきさらぎ賞馬が出陣だッ
フリームファクシ!
ナイフの切れ味とはよく言ったものッ今回も最後方からゴボウ抜き!
夏のマイル王!関屋記念勝ち馬アヴェラーレ!
悔いのない先行勝負がしたいからマイルに来たのだッ!日本ダービー6着ホース・ホウオウビスケッツッ!
特に理由はないッ!G2ホースが弱くないのは当たり前ッッ
昨年のG1VM5着・サウンドビバーチェッ
"キタサン"は競馬界でも環境だッ"キタサン"産駒の走り見せたる!昨年の桜花賞2着馬・コナコースト!!
低人気と侮るなかれ21年安田記念忘れたかッ!ダノンは東京マイルで突然甦る!
朝日杯2着NHKマイル4着・ダノンタッチダウンッ!
奇襲奇策ならコイツが怖いッッ一体何を狙ってくるッ業師横山典弘とOPリゲルS勝ち馬マテンロウスカイ!
3戦連続上がり最速の末脚が広い東京で今ヴェールを脱ぐッ!重賞挑戦二度目の正直・ルージュリナージュッ
芝馬なら中内田に任せろ!発馬良し操作性良し末脚良しッ
横山武史とアスクコンナモンダ!!
昨年6歳にしてOP競争初制覇ッ
晩咲きの桜、今だ闘志の炎消えずッッ
7歳馬サクラトゥジュールッ
速ァァァァァッッい!!説明不要ッッ!!!
1800m・1分43秒0!!
"世界"レコード保持者ッ!マスクトディーヴァッッ!
女王ナミュールを倒すのはこのオレだッ!秋のG1で接戦を演じた安田翔伍厩舎の最終兵器が来てくれた!
前走マイルCS・3着!ジャスティンカフェッ!
『以上16頭によって争われますッッ!』
\\ ワー「アリガトォーッ」ワー「アリガトーー!」ワー //
疲れた…、今週は芝に戻って東京新聞杯です…!
カフェとディーヴァはともかく他は来そうと言えば来そう、来なさそうと言えば来なさそうな、入れるにも外すにも疑えば限りないメンバー構成ですね~。
レースとしてはスローの上がり勝負傾向、歳は4.5歳馬が複勝率30%に6.7歳馬は10%と若い馬に優利、またスパイア競馬の記事には、
『上位拮抗戦になる傾向にあるが、1番人気は勝率10%複勝率40%とやや頼りない。これは上位人気に実力差がなく、その順位に誤差があるということだ。2番人気勝率0%複勝率30%、3番人気勝率30%複勝率50%、4番人気勝率30%複勝率40%、5番人気勝率20%複勝率60%まで含めると、いわゆる実績馬ではなく、その下あたりで実力を身につけた馬までチャンスがある。
6番人気以下1勝、10番人気以下の複勝圏内は2回と、穴決着は少ない。上位5番人気以内の順位づけが重要だ。』とあります。
しかし馬のその後に目を向ければ、危ういとされる上位人気でも、クラシック好走のナミュール2着(その年にマイルCS1着)、リスグラシュー1着(その年にVM2着エリ女1着)、連勝中のインディチャンプ1着(その年にマイルG1春秋制覇)と、
「その年に活躍していく4歳馬はちゃんと来る」という傾向が見られます。
理由を推測するに春の戦線、阪神牝馬→VMや、マイラーズカップ→安田記念と違い、このレースは次のビッグレースまで時間がある。多少出しきってもリカバリーがかなうというポイントがあるので、東京進出を目論む馬には組んだパーティーの試運転くらいかなり本番を想定した演習になるというポジションなのではないでしょうか。
さて、というところで本命はレコードホルダー・マスクトディーヴァ!
相手は~、まずマイルG1に実績のあるダノン、ドルチェ、ウンブライルコナコーストは外せないでしょう。クラシックで好走したホウオウとフリームファクシも入れたいし~🥺実績的にはカフェとウインと~🥺🥺
??「待てい!!!」
だ、誰ですかっ!?
澤井「ワシは金光教を布教するものじゃ!」
さ、澤井先生!!(※明治時代に和歌山県に金光教を広めた人、前回参照)
澤井「お前さんは焦っておる!大方、前回がトリガミだったけど予想は悪くなかったから、穴馬の入って配当の付きそうなレースで今までの負けを一気に取り返す気でおるんじゃろう!」
そ、そんなこと、なな、ない……かも…?
澤井「そんなことないものがドルチェやダノンを馬券に含めるか!」
ひぃっ!🙇💦💦
澤井「ワシが四神様(※2代金光様)から聞かせて頂いた教えにこういうものがある。
『一町(※100m)の道も一度に飛ぶと転けるから、180足で歩けば楽じゃ。無理して転けるとすね擦りむくわい。唾つけて撫でているうちに、後の人が先に行くわい』
というものじゃ。分からないレースで無理に手を広げて、終わってみればトリガミ紐抜けということをまた繰り返すんか。舌切り雀の欲張りなお婆さんの取った、大きいツヅラには何が入っておりましたか。」
そ、そのとおりです…!またトリガミになるところでした…!😭
というわけで、東京新聞杯!
◎マスクトディーヴァ
◯なし
▲なし
△なし
馬券 ◎の複勝 2000円
(これまでの計-1310円)
発走は日曜日15時45分!お楽しみに!
ーーーー以下ネタバレありーーーー
『1番人気マスクトディーヴァ大出遅れー!最初から波乱のスタートだァ!』
最初の5秒で「ゎ……わぁ……!」と泣いちゃった全国のちいかわと化した皆さん、その後いかがお過ごしでしょうか🥺
しかし起きた事は起きた事。それがおかげになるのもわが心、おかげにならないのもわが心からであります。信心するものはひぃんひぃん😭と泣くばかりでなくこれを、"これさえも"、おかげにしていかなくてはいけません🥺
まず個人的な教訓としては、
・先週帰ってきた990円に本来予定だった1000円に乗せて2000円でベットしたこと
X(ツイッター)で時々貼られるこの写真をご存知でしょうか。一見礼拝をしておられるようにも見えますね。しかし彼は「緊急の時にはその場で願え」を実行している金光教徒でもなければ、日拝をして心に誠を取り戻している黒住教徒でもありません。
この日は安田記念、勝って当然と歌われ単勝1.5倍くらいの支持を集めたアーモンドアイが武豊の乗るなにがしかの斜行に巻き込まれ無残にも3着に破れた日の最終レース後のものであると聞きます。
去年だけでも天皇賞春のタイトルホルダー、日本ダービーのスキルヴィング、レース中にアクシデントが発生することは割とあるのが実情です。であればベットはあくまで毎回同じくらいとしてコツコツ打率を上げていく方が年間収支を考えると良いのでしょうか。この辺はよく考える必要がありそうです。
・心配と油断
何かの本に以前ずっと心配してソワソワすることはそれ自体がマイナスを引き寄せるとありました。自分自身なんとなくそんな気はあったのですが、今週は暇さえあればオッズを見たり人の予想をサーチばかりすること幾度。その上にパドックを見ては溢れんばかりの馬体の迫力を見て「これは勝てる!」「もっと買っとけば良かったかも!」と心に慢心が生まれてしまいました。スラングに「勝ったな風呂入ってくる」というものがありまして、野球の途中で7回終了が7-1くらいでもう勝ったと思って風呂に入り、戻ってくると7-8とか逆転されているという現象です。派生して終盤の大差逆転を風呂試合と言うらしいですが、元の文脈では「こういうときに風呂に入りに行くと負けるよね」「お前がもう勝ち確と思って見るのを途中で止めたから負けたんだ」というニュアンスの言葉でした。世界のロジックは分からないですが、己の応援に対する油断・慢心が、何かバタフライ効果を発生させて負けに繋がったということは感覚的にはあるわけです。
四神様のある教えに「神様に泣いて縋りつく信心より、悟りを開いていつでもお礼を申せる信心をせねばならぬ」、それから何の誰の何かは忘れましたが「信心は油断なきが元なり」という言葉もあります。
前者は心配ばかりしてもマイナスを引き込むばかり、この件はあなた様(神)に一切お預けするのでどうなろうと文句はございません、もしダメでも頑張って働いてくれていたことをありがたく頂きます。という系の言葉です。確かに立場は逆になりますが上司部下や勉強に対する親子でも、親や上司はそれくらいドカッと構えていてくれた方が子や部下はパフォーマンスを発揮できるんですよね。後者では一切に油断をしてはならぬというところです。普段から心の帯をしっかりしていないから、こういうときに誰かの書いた話を読んで赤くなったり青くなったり右往左往してしまう。福本先生は漫画アカギに「優勢と勝利は似て非なるもの……!優勢であることに意味はない…意味は勝ったときに初めて生まれてくる…!ゆえに成功者はみな異常に勝ちたがり…!」と説いており、私たちは途中で劣勢と思うと心配して、優勢と思うと油断して、右往左往して自ら負けを引き込み、実際に勝つ者は一筋に勝ちに向かう。どうすれば天国地獄をウロウロしないで済むかが一番大事な所ですが、これはもう澤井先生とかのあり方を見るに、普段から心の帯をしっかりしておる暮らしをするしかないと思うんですね。外国語習得の一番の近道はその言葉が話される生活環境に身を置くことのように、普段からそういう風にしておくしかない。
さて、起こったことは起こったことであるのだから、教訓を拾い上げて日常をまた歩むしかありません。澤井先生が師匠の近藤藤守大先生に授けられた歌に「心底に 泣いてまことを 語りつつ また居眠りてまこと忘れて」というものがあり、高阪松之助なる別のところに布教していた先生の歌には「(1句と2句の途中まで忘れちった🙃)~~まことに なりぬれど またうかうかと なるが悲しき」というのもあります。
今日の教訓を日常に生かしていくことが今週の課題です。
💐いいねありがとうございます💐
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?