台風の日の朝に、旅と移住について考えた
朝5時前に風の音で目が覚める。今日はそういえば台風だったなと思い出す。
台風の日の朝は、いろいろが面倒だ。
頑張って早起きして何か作業するのも、朝ごはんを作るのも、会社に行くのも、だいたい全部がめんどうくさい。
なんてことを考えていたら、めちゃくちゃ晴れてしまった日もおんなじことを思っているのに気づく。
暑すぎてだるくて体にハリが出ないし、外は地獄。夏バテにならない方法はもはやないんじゃないかと思えるくらいの温度と湿度。
東京の夏ってこんなに住みづらいっけ、なんて思っていたときに、妻が言った。
「北欧に住もう。」
青天の霹靂レベルでびっくりした。妻は海外に行ったことがないし、東京生まれなので、移住に関して自分の口から話題に出したことがなかったからだ。(僕は海外に行きたいなど、事あるごとに言っている)
理由を聞くと、住みやすそうじゃん、という至極シンプルな答えが返ってきた。旅でしか僕も北欧は行ったことがないので分からないけれど、友達夫婦がストックホルムを褒め称えていたし、実際移住した友人もいる。
まぁいいかもなぁと思うと同時に、そのくらいシンプルでいいんだよな、と思った。住みづらいから新しい場所を探してみる。それで今よりハッピーな環境ならばそれがいい。しがみつく必要はない。
それをきっかけに2人で旅行する際は、移住したらよさそうな国や街に行ってみようということになった。これも妻のアイデアで、家で言うところの内見のような感覚だ。すぐに乗った。
今週末から夏休みをとるつもりなので、まずは実家に帰りつつ、松本周りをウロウロしてみようかなと思っている。そうして、移住候補地を数年かけてたくさん見つけたいなと思う。
そんな台風の日の朝。悪くない朝だ。
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