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一人が全てを知り、全てを決める責任を持つ必要はない

計画を立てる前に、目標を具体化する。
それができてるようで意外と出来ていないことが多い。

こうしよう、こうしたい。

ということは誰でも簡単に言えるけれども、明確にいつまでにどのレベルを実現させるのか、というところまで詰めきれないと、ただの願望で終わってしまう。

願望のままでもやれることは多々ある。やった方がいいことはいくらでもあるから。ただし、時間がかかるし、些細なズレが致命傷になることもある。だから目標の具体化が肝になる。

そこで、本題であるなかなかそれがなされない原因。それは責任を持つ場所を広く捉えすぎているケースが多いように思う。

まず願望を現実目標に落とし込む際に、今の(あるいは追加される)技術やスキル、リソースならどこまで対応できるかが分かっていないと、具体化しようにも具体的にできない。

それを全て知っていることがベストだが、それを知らないと目標が立てられないわけではない。1人では限界があるからチームがいる。大事なのが、周りを巻き込んでそれを作ること。

つまり、自分が全てを知っていて、自分で全てを決める責任を持つ必要はない。他人からの助言をうまく拾いつつ、目標を具体化することに責任を持てばいいだけなのだ。

だから責任を持つ場所を履き違えることなければ、何も知らなくたってできることなのである。

もちろん一人で決められたらスーパーマンであるけれど、巻き込むことが上手い人ほど、勝手に決めない人として信頼も上乗せされていく。僕はどちらかというとそうやって信頼を積みながらみんなで目指したい。

そうしてこれからまた目標を立てたいと思っている次第だ。


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