リスクと安全のバランスをつくる

初めてことばかりでよく分からないとき。
答えがないものに一時的に答えを出さないといけないとき。

そんな状況で立ち止まらず、かつ、逃げの道を進まないために、「リスクと安全」や「尖りと一般」といった、相反する2つの視点を拠り所にして判断する人間になりたいなと思う。

選ぶことは、捨てることとも言うくらいだ。

何かサービスやプロダクトを考えるときに、できるだけ多くの人に問題がないようにと考えれば、安全や一般という道に進みかける。

デザインや新しさ、面白みを突き詰めていけば、ふるい落とされている人たちがいるので、リスクや尖りに入っていく。

ユーザーが何を期待するかはサービス次第なので、どちらがよくてどちらかが悪いという話ではないが、このバランスを上手く保てるかは非常に大切なセンスだ。

例えば、悪ガキがちょっといいことをすると、めちゃくちゃ評価されて目立つのも、実はとてもいいバランスだ。差し障りのない暮らしだけしていてつまらないよりも気になるという意味で。

僕はそういうバランスもきっと作れると思っている。「センスは知識から生まれる」にあるように、「リスクと安全」のセンスだって作ることができるはず。

そう信じて、無謀を見極め、リスクをとる精神を日々磨いていきたいと思う。今日この頃である。

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