一日、一回、一未来。
一日に一回、目標ではなく、自分の未来について頭を巡らすこと。最近それがとても大事だと感じている。
この目標とは、具体的に小さな目標のことを指している。これは本来すごく効果的なノウハウで、何か遂げたくて掲げた大きな目標よりも、一歩手前で続けられそうな目標のことである。
例えば、毎日noteを書くと目標に掲げた際に、それだけを考えると結構しんどい。ただ、毎日30分だけ真剣にnoteのことを考えるという小さな目標を立てると、少し気持ちは楽になる。結果、30分考えるうちに集中しはじめて、なんだかんだ1本書いてしまう。自分をハックし、いつしか大目標を達成する。それが小さな目標だ。
僕もそれに大いに恩恵を受けているのだけど、それにだけ頼りすぎると迷ってしまう時がある。
「あれ?自分はこのままでいいんだっけ?」
という、ふとした自問が出てくるときがそれだ。
こう思ってしまう時はだいたいが(自分もそうなのだけど)、小さな目標を「さばく」「こなす」ことが命題になってしまっている。
あくまで小さな目標は大きな目標を達成して、自分がありたい未来像に近づくためなのに、手元足元で精一杯になって本来の目的を忘れている状態だ。そりゃあ変にドスの効いた重たい自問が降りかかってきて当たり前。
だから一日一回、5秒でいいから自分の未来を思い出し、想像し、期待し、夢を見たい。
未来は目標と比べて漠然としていていいし、山の向こうにある太陽くらいなものでいい。方向さえ認識さえできれば、登るべき大きな山が見え、そのために越えるべき小さな丘がわかる。それが地味に大事なのだと思う。
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