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小林 達仁
2018年6月19日 23:25
「でさ、今度のイベントなんだけど」 『……』 友人と電車に乗っていたとき、会話が唐突に途切れた。?と思って横を見てみると、友人がスースーと寝ている。まぁいっか。彼は自分の最寄駅まで起きなかった。でも僕はずっとほっこりした気分でTwitterを眺めていた。またある時、友人3人とお昼を食べて、夜まで暇だからとカフェに行った。PCで作業したり、本を読んだり、眠気と戦ったり、お互いあまりし
2018年6月10日 10:46
朝起きて窓を開け、深めの椅子に身をどかっと預けて、眼を閉じながら、もの音を聴く。 ザーーー 木々が風に揺られているカラカラ 木の葉が地面を駆けているピィッピ 小鳥が仲間と鳴いているブゥーン 車が通ったタタンタ 今度は電車が通ったガチャン お隣さんが起きてきたウェェン お隣の赤ちゃんも起きてきたスースー 妻は気持ちよさそうに寝ているウーーー 冷蔵庫が僕らを静かに待っている3
2018年6月3日 10:19
自分をさらけ出すというのは、なかなか難しいものだ。ある友人の話を聞いていて最近そう思った。見栄というものは、意思を超えた反射的なスピードで自分を守りに来る。本人がその気でなくても、ついついさらけ出せないということが多々起きる。その癖をそのままにしておくと、それが本人も気づかないレベルで定着してしまうのだからとても怖い。ほんとに見栄というヤツは可愛くない。憎たらしい。僕は見栄は素直さとしても