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小林 達仁
2018年8月25日 08:42
人が自分のために書いた文章を読む。僕はそれがけっこう好きだ。なぜかというと、それが自分の知り合いだろうが、知り合いじゃなかろうが、僕自身が自分の体を一時的に抜け出して、彼もしくは彼女を追体験するような気分になるからだ。それはなんというか、暑い夏の日にプールに飛び込んだ瞬間、今までずっとまとわりついた熱気や汗を一瞬で置いてけぼりにするような感覚だ。すっと別世界に入る。そして、文が進めば進む