「どうせ自分のことが一番大事なんでしょ?」と言われて考えること
こんばんは
先日一緒に働いている医者に言われた一言
「◯◯さん(私)って、他人に興味ないよね。自分のことが一番大事なんでしょ?」
について、考えてみようと思います。
皆さんは、「自分以外の人にどれくらい興味関心を持っていますか?」
コーチング内容には関係ないかもしれないけど、私の人との関わり方やその考えを書いていこうかな。と思います。
実はこの先生には何回も同様のことを言われています。
「自分以外に興味ないでしょ?」
「自分がいちばん大事なんでしょ?」
「周りのことにあまり興味ないでしょ?どうでもいいって思ってるでしょ?」
などなど。
理由を聞くと
「皆が話しているのに入ってこないから」
だそうです。笑
冗談っぽく何回か言われたので、スルーしていました。
適当に「ハハハ〜そんなことないですよ〜」って愛想笑いをしながら。
でもどこかで、心に引っかかっていました。
「なんでわざわざ言ってくるんだろう」って。
少なくとも、相手がそう思うような態度をとっているのかな?と自分の振る舞い・考え方を一度振り返ってみようかと思います。
まず考えたいことは
①「他人に興味があるのかどうか」
答えはNO. ありません。笑
でも私の言う「他人に興味がない」のと、その先生が言う「他人に興味がない」のでは圧倒的に違うものがあると思いました。
先生「他人に興味ないから、目をかけたり気にしたりする人なんていないでしょ?」と言われたので、質問返しをしました。「じゃあ、先生はどうなの?」と。
先生「いやー俺にとっては、子供だね」
つまり先生の言っている「他人に興味がない」は
「大切な人はいない、自分たった一人だけにしか興味がない」
先生が私に言いたいのは、「私には大事な人がいないんでしょ?」みたいなニュアンスかなと前後の会話を通して、私は解釈しました。
先生は私が国際遠距離恋愛をしているなんて、全くもって知らないし
私もこう言われて悔しいから、言おうとも思いません。
私にとって、大事な人がいるか・いないかなんて
他人の先生が気にする話ではないし、余計なお世話かなと。
私の大切な人はかなり少ないですが、もちろんいます。
彼氏・家族・親友たち。 間違いなく、狭く・深く派。
その人たちとの関わりは、物凄く密です。
そこに人間関係の全てのエネルギーを集中させていると言う感じです。
分かりやすく言うと、「身内主義」なのかな?
でも、「他人」だからと言って
傷つけていい 適当に扱っていい 失礼な態度をとっていいとは、全く思っていません。
ちゃんと対応します。 そこは当たり前。
②「皆の話に入ってこない」のはどうして?
その「皆の話」ってだいたい、悪口・噂話ばっかりだから。笑
自分が話していて面白い時は話すけど、話していて神経すり減らしたり、嫌な気持ちになったり、自分のエネルギーが吸い取られていくようなところから離れたいだけです。
私の周りの人たちは気づいていないでしょうが、私はかなり繊細なタイプ。
最近気づいたんだけど、一度そういう話を聞いてしまうと
その悪い雰囲気やネガティブな感情をその後もずっとひきづってしまいがち。
だから、無意識的に自分で距離を置いていたんだなとやっと気づきました。
私は最近よく言われるHSP傾向だと思います。
今まで自分が繊細なのが嫌で、それを偽り生きてきて18年も経ってしまいました。当時は「繊細」と言う言葉での認識ではなく、「心配性・不安性」という言葉で認識していたんだけど。
コーチングを受け始めたり、本を読んで勉強したことで、その部分はかなり受け入れられるようになってきました。
自分のそうした特性上、そんな会話ばかりしている所に長くいられないので
適当にスルーしたり、自分の仕事をしたりしていると「他人に興味ない」と言われるんですね〜。人付き合いって難しい。笑
わかって欲しい・わかり合いたい人には、きちんと説明します。
でも、職場の人間関係で わざわざHSP傾向なんです。って言うのもなと思って。
そう言う振る舞い(強がる、気にしてないふりなど)をしているから誤解されていく部分もあると思うので、
そこは私も立ち振る舞いをもっと素直に 自分らしく変えられるかもな。と思ったり・・・。
ただ、18年ほどそんな立ち振る舞いをしていたので、なかなか抜けないし難しい。でも少しずつやってみようかなと思います。
③「自分のことが一番大事なんでしょ?」
Why not? もちろんです。
むしろ、それの何がいけないことなのか教えて欲しいです。
日本にある自己犠牲的精神や、謙虚に一歩下がっている姿勢が美徳とされる文化的なところが、この質問に「YES」と言いにくい雰囲気を与えているのではないかと思います。
また自分に子供や旦那さんがいたら、少々答えは変わってくると思いますが、
私の個人的な意見としては、
自分を大切にできるからこそ、周りの人も大切にできる。
この考え方は、私の育ちに関係していると思います。
私の母は、自分で自分を満たすことが凄く苦手な人でした。
自分を喜ばせてあげる方法 (例えば、好きな紅茶を飲む、好きな音楽を聴く、お散歩に行くetc)は
人それぞれ、些細なことだけど、いくつかはあると思うんです。
「好きな事」をする事で、癒されたり、満たされたり、気分が上がったりする経験をしたことはありませんか?
好きな事をすることで、自分を充電できますよね。
しかし、私の母はそう言ったものもなく、いつも不機嫌・ご機嫌ななめ。
子供ながら、見ていてとても辛かったし、もっと自分で行動したら変わるはずなのに何で変えないんだろう??とものすごく不思議でした。
自分が大人になり、当時の母の置かれていた状況を加味して考えると、、、
母は、「自分では自分を幸せにしてあげられない状態」
だったんだなと最近になって思うようになりました。
自分で自分を満たせないと、どうなるか。。。
周りにも悪影響がでます。
いつも不機嫌、ピリピリ。居心地の悪さと言ったら、、。笑
誰かが不機嫌でも、
「あ、何か虫の居所がわるいんだな〜 そっとしておこう。」
と考えられる人は、私の今書いている話はしっくりこないかも。
ただ私のように、繊細で
不機嫌な人を見たら、「自分のせいかな、、、?どうにかしなきゃ、、。」と神経を使ってしまう人にとっては、大問題。
そのお陰で、自分の気持ちよりも他人の表情や感情を伺うことばかりで
自分の本当の気持ちや感情を常に無視。
終いには、自分の気持ちや感情が全く分からなくなりました。(私の経験)
このように、自分を大切にしていないと悪影響を周りにも与えてしまいます。
逆も然り。
自分を大切にしていると、自分を尊重する扱いに慣れているので、
自然と他人を丁寧に、優しく扱いますよね。
この経験から、まずは自分を満たす。大切にする。
エネルギーが溜まり、心に余裕ができたら
他の人にも、もっとお裾分けをしてあげようという気持ちでいます。
でも心に余裕がない、エネルギーがないからと言って
他人を傷つけるような言動や軽視した発言が許される訳はないと考えているので
心に余裕がない時こそただ、自分のことに集中する。
よそ見をしないで、自分を整えることを優先しています。
これが私の人との付き合う時のスタンスです。特に今の仕事しているときの考え方。
今の職場環境だと
自分に適した仕事をしていないと最近強く実感していて
自分の心に余裕がないんだな。と受け入れられるようになりました。
だから、自分のことに集中。 周りの人と世間話でも話しながら、仕事を進めるだけのキャパシティがないんだなと。笑(内容も愚痴とかなので、よりしんどい笑)
あ、でも普通に休憩中とかは全然世間話とかもしますよ。笑
先生に言われた一言で、心がなんとなくざわざわしたので
このnoteを書いてみました。
そのおかげで、自分の考え方や人付き合いのスタンスを言語化して表現することができたし、何よりさらに自分への理解が深まったと思う。
嫌だな。ざわざわするな。って前まではそれだけで終わっていたけど、
こうやって深く考えるきっかけをくれてたのかもな〜と思います。
先生、ありがとう!
長くなってしまいましたが、読んでくださりありがとうございました。
今週もあと少しですね。
お疲れ様です。
週末は心満たされることをして、自分を充電してあげてください。
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