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コミュニケーションは「ビジョン」の共有?

コミュニケーションは言葉と表情など表面的なもので読み取るものだとばかり思っていました。でも違いますね。1つ足りなかったんです。

子供とのコミュニケーションは                      いつも何か気づかされ、そして教えられます。


子供に、あれやって、これやって、と要望された時、正直面倒と思ってます。
なぜなら要望されたことをやっても、子供たちは決して満足してくれなかったからです。親としてストレスを感じるところでした。             いつも心の中で「どれが正解?」とぼやいていました。            私は子供たちの理解力が低く、理解できる時期が来るまでは我慢することは仕方のないことだと考えていました。


しかし、今日読んでいた本に教えてもらいました。

子供たちの理解力が低いのではなく、大人である私の理解力が乏しいのだと痛感しました。
 子供たちが発する視覚的かつ直接的なメッセージ(言葉、行動)を表面的にしか読み取っていませんでした。

子供たちが本当に求めているメッセージの中に含まれる「ビジョン」を共有できていませんでした。
大人であれ子供であれ、相手の想像している「ビジョン」を私自身が相手と共有する。同じものを観てコミュニケーションをとると言う大前提が抜けていたのです。「ビジョン」を共有しコミニケーションをとること、その結果が、相手の承認欲求や、自己肯定感を満たすのだと思います。


今日、妻に教えてもらった話なのですが。
それは、以前家の中に虫が入ってきた時の話。
長男が「虫がいるよー」と大きい声で言った時に、             私は「虫どっかいっちゃって見えなくなった。また探しとくね。」と子供に返事をしました。すると妻からは、「なんでそんな不安を煽るようなことを言うの?」と言われました。
私は意味が理解できず、またなんと言えば正解だったんだろう?と疑問に思うと同時に、少しムッとしてしまいました。

これも、言葉や言動のを表面的にしか見ていないという事象ですね。
長男がその発言をした背景には、                     以前、虫に刺されて嫌な思いをした→虫に刺される恐怖、不安等が生まれた。 →その為、虫がいると困る。という感情からの発言だったのです。
私はこの長男の想像するビジョンを、共有できていませんでした。      しかし妻は、とっさに共有していたのです。

改めて妻のコミュニケーション力の高さと、偉大さに感動しました。
私はまだまだ道のりは遠そうです。

少しずつ、この「ビジョン」を意識して人とコミュニケーションを取ります。 積み重ねた意識、努力は必ず実になる。

「ビジョン」の共有 > 相手の表面的情報(表情、仕草)  > 相手の言葉

いずれにせよ、自分が話すよりも、聞くこと。

今回読んだ本 ↓
 タイトル : こころの対話 25のルール
 作者 : 伊藤 守
 出版社 : 講談社+α文庫

楽天ROOMに載せておきます。
よかったらどうぞ
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