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令和大航海時代 インフレの始まり

先日からnoteで書いて来ましたが、いよいよ本格的なインフレ時代へ突入したようです。
実際には昨年2023年は既にその兆候が表れていて、様々なものが値上がりしていきました。
昨年の日経平均株価は過去30年で最高を更新し続けて、大手企業の業績もかなり良かった割に人材不足が加速しています。
ですから2023年は大手企業の賃金も30年ぶりに3%以上のベースアップとなり、2024年は5%のベースアップを!なんていう声も聞こえてきています。


しかし50歳以下の人たちは、インフレを知りません。
インフレの時代に生きていなかった(成人していなかった)わけで、デフレ時代は社会に出るのも大変で給料も安くて、でも牛丼だけはいつも安く食べられていたからなんとかなった。そんな人達です。

え?給料が上がっていくならインフレ最高じゃん。
いやいやそんなハッピーにはなりません。
一般家庭まで浸透するのには、どうしてもワンテンポ遅れてしまいます。
前の記事にも書きましたが、企業が値上げをして儲かってから給料に反映されるわけで、言ってしまえばいつの時代も一般家庭が潤っているなんて事はなかったわけです。

苦しいのは一緒じゃないか。
いやいや、そこで働き方改革ですよ。
終身雇用制度が崩壊し、そもそも一生同じ企業に勤め続けるのがスタンダードじゃない時代になったわけで、転職や副業や個人事業主としてこの大航海時代に上手に乗り海賊王に幸せになって頂きたいと思います。


給料は常に物価の後追いなのだから、どれだけ給料が上がってもいつも少し足りない。
せめてあと1万あれば、せめてあと3万あればというなら、副業とかでサクっと3万稼いでしまえば話は早いわけです。

本業収入+副業収入
これがこれからの時代のスタンダードになっていきます。
政府も企業に「副業認めなさいよ」という政策縛りを徐々に強めています。

今まで会社から給料をもらうという末端の立場から、副業で何か物やサービスを売るという最前線に立つことになるわけです。
そのサービスの価格を決めるのはあなた自身ですから、インフレに沿って価格を上げていくだけで、同じことをしていてもどんどん収入が上がっていく事になります。

もちろんそんなに簡単な話ではありませんが、遅かれ早かれ皆さんそういう働き方になっていくのははっきりしています。
今皆さんに感じて欲しいのは、値上げは悪い事じゃない自分が航海の舵を握っているという自覚、そしてちゃんとした情報収集をしなければ、という点です。

かなり有名な方で私もYOUTUBEをよく見る、経済アナリストの馬渕磨理子さんの動画で、高金利時代を知っている高齢者の世代と、それを知らない若い世代という話が出て来ますが、まさにこれがずっと書いているインフレを知らない世代になるわけです。
https://www.youtube.com/watch?v=B9EtC28NSeU

物価高でイヤねぇ~、という井戸端会議の感覚ではなく、インフレを逆手にとって稼いで頂きたいと思います。
それが他の人から一歩先に進む事になるのでしょう。


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