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情報弱者になってはいませんか?

こんにちは、竹岡佳信です


『情弱』という言葉をご存知ですか?


『情弱』とは『情報弱者』の略で

・ITに弱いということ
・的確な情報を検索できない

という意味に使われることが多いようですが、

その中でも、

情報の「価値」や「真偽の判断」に慣れていない人

という意味でも使われます。


というか、この意味の『情弱』こそが、

私たちにとって、最も影響の大きい
『情弱』の意味合いなのかもしれません。


なぜなら、

・自分が得ている情報には、どんな「価値」があるのか?
・その情報の「真偽」はどうなんだろうか?
・情報に踊らされてはいないだろうか?

こういったことを考えずに、ただ、
与えられる情報を、全面的に信用するということは

無意識のうちに、誰かの意図に従った行動を
してしまっている、ということになるから。。


なので

ネットが当たり前になった時代に生きるためには、

『自分は「情弱」になってはいないか?」
と、常に、自分に問いかける必要があるし、

ネットで出てくる情報は、無意識のうちに
自分を誘導する可能性がある

ということを常に意識することが大切です。


例えば、

何か調べたいことがあって、検索をしたら
関連する広告が、ずっと画面のどこかに
表示されるようになった

なんて経験をしたことは、誰にもあるはずです。


「広告が勝手に追いかけてくる」
という感覚になった方も多いのではないでしょうか?

これは、Googleが、個人の興味、志向に合致する
広告を表示する機能を持っていて、
それが、実際に表示されている、という証拠です。

つまり、個人のネットでの動きが常に監視され、
送られてくる情報がコントロールされている
ということです。


広告は、非常に分かりやすい例ですが

ネットで目に飛び込んでくるニュースや
世の中の動向に関する情報についても、

自分の興味や志向が
反映されているかもしれません。


つまり、

自分がネットを通じて見ている世界は
自分が興味があったり
「自分が見たい世界」であって

ネットを通じて見えているものが
必ずしも「現実の世界」ではない。


だから、

自分以外の世界のことを知りたければ

自分で仮説を立て、キーワードを考え
多角的に情報を得る行動をしない限り、

本来の世界の様子は見ることが出来ない
のかもしれません。


インターネット以前は、
私たちは、マスコミを通じてしか、
情報に触れることが出来ませんでした。

なので、

「マスコミが言うことは正しい」
と言う先入観で、世の中を見ていた
とも言えるかもしれません。


でも、

今は、マスコミが報道しない情報も
ネットで知ることができるます。

そういう意味では、
情報へのアクセスのハードルは
低くなっているとも言えます。


ただ、

ネットの情報は、玉石混合。

間違った情報や、ウソ、フェイクも
たくさんあります。


偏った情報も多いうえに、

前述のように、検索エンジンによって
表示がコントロールされている可能性も
知っておかなければなりません。


私は、

情弱=自分で考えることをしない人

と言う捉え方をしています。

極端ですが、自分を戒めるためにも

誰かの言うことや、ネットで書かれていたことを
そのまま、鵜呑みにするのではなく、

『どんな人が、どんな目的で
 出している情報なのか?』

と言うことを、必ず考えるようにしています。


だって、

学術的な話かも、、と思って読み進めていったら
いつの間にか、セールスをされていた、

なんてことも、普通にあるからです。


Googleの検索エンジンは、
・あることを「肯定」する情報があれば、
・そのことを「否定」する情報も検索結果に出す
という動作をするそうです。

(まぁ、この情報が正しいかどうかも微妙ですが、、)

ということは、

情報を選び取るのは、検索をした人であり、

自分が検索した結果から、何を見るのかを
判断するもの、また、自分だということ。


つまり、

世の中には、ますます『正解』はないということ。

誰かの言う通りに行動することは、
誰かの戦略にのせられると言うことです。

そこに、自分の判断を入れようとするのなら

情報の海の中から、判断に必要な情報を見つけ出し、
自分で取捨選択する能力が必要になります。


そういう時代に、私たちは生きている。


否応なく、自分で考えなければ
生きていけない時代になっている
ということなのかもしれません。


自分でビジネスをすると言うことは、
誰かの言う通りにすると言うことではなく

自分で集めた情報に基づいて
自分で判断をし、自分の行動を決め、
その責を負うこと、だと思います。


自分で責を負うからこそ、行動に対するリターンは
そのまま自分のものになるし、

リスクがコントロールできなければ、そのリスクは
そのまま自分が負うことになります。

どう転んでも『自分次第』


でも、逆に、

誰かに言われた通りにして
嫌な思いをするぐらいなら

すべてが『自分次第』の方が
スッキリするとは思いませんか?

人生の経営者になる


誰にも支配されずに
自由に生きると言うためには

情報とリスクをコントロールする
スキルを持つことが必要です

あなたの得ている情報は
誰のための情報ですか?


また、メールします


八ヶ岳のログハウスより
竹岡佳信

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