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後半生の『働き方』で考えるべきこと・・

こんにちは、竹岡佳信です

10年前、

『もう明日からは、会社に行かない』
と決めて、休暇消化に入りました。

『会社を辞める』と決めてから半年間、

自分がいなくなっても支障が出ないよう
いろんな対処をしてきたこともあり、

会社の業務の引継ぎは、そこそこにして
「後はよろしく」という感じで、
会社を行くのをやめました。

だって、

そもそも会社組織の一部として
働いているのですから、

自分の代わりは、いくらでもいる
というのが、会社で働く前提です。

なので、

後ろ髪引かれることもなく、
前だけを向いて歩くことに
集中できたのかもしれません。


とはいえ、

30年も続けてきた、毎日、毎朝、会社に
行く生活から解放されたわけですから、

休暇消化の間だけでも、
何もしない日々を送ろう・・

と決めていたはずなのですが、、、


何もしないと、不安になるんですよね。


なので、本当に何もしなかったのは
1ヶ月にも満たないぐらいの
期間だったように思います。


退職した当時は、物販を目指していました。

輸入や輸出のアービトラージで
組織的に年商数千万を稼いでいる人を見て

自分もそこへ到達したい、と考えていました。

実際、個人コンサルも、
複数の方に、お願いしていました。


でも、

実際に自分でビジネスを始めてみると、

『現実は甘くはない』ということが
身に染みて、よく分かりました。

私が見ていたのは、
『成功した人の成功した状態』でした。

でも、

実際に、私がやるべきことは
『成功に到達するまでの作業』であり、

初めてのことで、分からないことだらけ。
実際、面倒なことばかりに思えました。


例えば、

当時は、朝から、晩まで、
PCに向かって、内外価格差のある商品を探す
ためのリサーチ作業をしていました。

数日なら、まだ、いいんです。

1ヶ月も、毎日、PCとにらめっこをしていると
いつの間にか、こう考えるようになったんです。

「こんなことを続けていて、本当にうまく行くのか?」

「本当は、もっと、効率の良い方法があるのではないか?」

「別に、年収1億円を目指しているわけじゃないじ、、、」

「そこそこに稼げればいいんだから、
 こんなにハードに働く必要はないのでは?」

「それに、家族との時間も大切にしたいし、、、」

「仕事ばかりしていても、仕方がないんじゃないか・・・」

最後の結論が、
『もう、やめてしまおうか・・・』

これ、ありがちな「思考の展開」なんですよね。


一方で、

毎月、びっくりするほどのスピードで減っていく
預金通帳の数字を見るのは、本当に恐怖だったし、

稼げるつもりだったのに、
実際には、お金が出ていくばかり。。

『焦るな!』という方が無理でした。


でもね、


ここを乗り切ることが、実は、
ビジネスを成功させるための
最初のハードルだったりします。

親しくさせていただいている個人起業家の方と
話しをしていると、よく出てくるフレーズがあります。

それは、

『1億までは作業量なんだよね』


会社員として働いていた時は、

会社という『収益が出る仕組み』が確立された中で
作業をすることで給料を得ていました。

つまり、

会社の指示通りに働けば、会社には収益が出るし、
その収益の一部を、給料としてもらっていました。

いや、実際、会社の収益が出なくても
収益が出ないのは、会社の問題だし、

働いた分の給料をもらうのは、
当然の権利だ、と考えいました。


でも、

自分でビジネスを始めるということは、

『収益が出る仕組み』そのものを
ゼロから作る、ということ。

つまり、

ビジネスを始めたばかりだということは、

『◯◯をすれば、収益が出る』という方程式が、
まだ、見つかっていない状態。

稼げなくて当然、なのかもしれません。


ただ、

長年のサラリーマン生活の中で培われてきた
『働けば、給料がもらえる』はず、という感覚は、
そう簡単に、切り替わりはしません。

だから、

行動しているのに、稼げないのはおかしい。
何かが間違っている。。

もし、誰かに指導を受けているとしたら、
その『指導』が間違っているんだ、

というふうに考えてしまったりします。


『1億までは作業量なんだよね』

これは、確かにその通りです。

でも、その意味は

『◯◯をすれば、収益が出る』という
方程式を確立するまでは、とにかく
行動し続けることが必要なんだよね

ということなのだ、と私は考えています。

そして、

『◯◯をすれば』の部分を
自分以外の人やシステムに任せる
ビジネスモデルを確立することで、

『労働量をお金に換える』という
サラリーマンの収益構造から、
やっと、抜け出すことが出来る。。

だって、これから否応なく
体力が衰えていく年代になるのに、

いつまでも『労働量をお金に換える』
ビジネスモデルにしがみついていることこそ

破綻してしまうリスクを増大させている
のではないでしょうか?

人生の経営者になる


自分の持つリソースの変化に合わせて
「働き方」を変える

どんな働き方が出来るのか
どんな働き方をするのか

目先のお金を得ることも重要だけど

将来を見据えた『働き方』を考えることは
重要な人生の経営課題


あなたは、これからの人生を
どんなビジネスモデルで生きますか?


また、メールします


八ヶ岳のログハウスより
竹岡佳信

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