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地域創生への新たなチャレンジ「100DIVE」

 10年かけて100地域での新たなビジネスとそれを担う人とチームを生み出すチャレンジ100DIVE(ヒャクダイブ)が始まる。

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   異業種混合型社会課題プロジェクトALIVEを主宰する中で、地域の問題の難しさ、すなわちその「深刻さ」×解決の「困難さ」を痛感してきた。そこに対しての一つの新たな打ち手となることを、期待。

 まず「深刻さ」。人口減が需要サイドの深刻な問題であるのはここずっと語られていたことではあるが、いよいよ供給サイドの問題にもなってきた。すなわち、仮に需要があり仕事があったとして、それを供給する、担う人が急速に足りなくなっている。観光や関係人口で人が来れば済む問題では無くなってきている。

 次に「困難さ」。自分自身は企業組織での課題解決や変革の困難さを感じてきたが、それとは比較にならないほど地域の問題の解決の困難さ。まず、先ほど述べた人がいないということ。それ以上に、目的設定の難しさ。企業のある意味簡単なお金を稼ぐという機能組織としてのシンプルな目的設定にとどまらず、共同体としての多くのステークホルダーの複雑な目的をカバーしないといけないこと。さらに、仮に目的で合意できたとしても、様々なステークホルダーの痛みをコントロールして実現まで取りまとめていく剛腕は日本のどこにあるのだろう・・・。


 この高いハードルを、ALIVEの仕組みは「越えて」いけるのではないか。共同体内外の人が越境して集まって、チームとなっていく仕組み。その複数チームからの数次に渡る提案により、複雑な目的を高次元で満たす解決提案の可視化。そして、それをステークホルダー全員での率直な個人の意見表明と外部からの意見も含めた意思決定プロセス。

ALIVE意思決定

 今回、地域伴走型のコンサルティング会社さとゆめ の「かたちにする」力と組むことで新たな地域創生の枠組みを生み出していく。

100DIVE流れ


 100地域の最初の3地域のプロジェクトが、7月から始まる。その最初のプロジェクトを一緒に進める仲間・一緒にプロジェクトを作っていく仲間を現在募集中。すでに2回の説明会にも想定を大きく超える方に参加いただき、盛り上がった。地方創生にかける仲間が多くいることが実感できて、さらに楽しみになってきた。

 最後の説明会は、5月28日20時から。我こそはと思う方、お待ちしております!申し込みは、コチラ

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