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写真で旅する”喜界島”

どうも、こんにちは〜、ゆせです。
3月11日から14日までの4日間、奄美群島の一つである「喜界島」という島へ行ってきました。人の暖かさと学びにあふれた最高の島。

今回の喜界島は、僕が所属していたTABIPPO学生支部という学生団体と日本航空様の共同企画で、鹿児島県の助成金で航空券を提供していただきました。そんな喜界島の魅力を写真を通してこのnoteで伝えられたらなと思います。

喜界島ってどこ?

まず、初めに喜界島ってそもそもどこにあるのでしょうか。

喜界島は鹿児島県、奄美群島の北東部に位置しており北緯28度19分、東経130度00分の地点にあり、総面積は56.94平方キロメートル、周囲48.6キロメートルの島です。島の大半が隆起サンゴ礁で年間数ミリずつ隆起し続けています。基幹産業は農業で島一面にサトウキビ畑が広がり、サトウキビから作られる黒糖、黒糖焼酎は島の特産品となっています。また国内最大のゴマの産地としても知られています。

引用:喜界島観光物産協会

プロペラ機で向かう喜界島

普段LCCしか使わない自分は、JALの飛行機に乗ってその広さにびっくり。非常に快適な空の時間を過ごすことができました。

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喜界島へは直行便がないため、鹿児島空港か奄美空港で乗り継ぎを行わなければいけません。今回は、往復とも鹿児島空港で乗り継ぎを行いました。
鹿児島空港から先は、なんとプロペラ機。プロペラ機に乗るのは初めてだったので、ワクワクしました!!

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美しい海に出会う

空港に着いて、空港裏にあるスギラビーチというビーチへ行きました。喜界島自体が、サンゴの隆起でできた島であるため、砂浜のある海岸が限られています。

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この海の透明度の高さ。びっくり。気温も20度を超えていて、すごく心地よい空間でした。

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奄美大島に沈む夕日

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初日の夕方は、荒木・中里遊歩道へ。車を止めたところから歩いてすぐ。
海の向こうに見える奄美大島。

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奄美大島に沈む夕日を眺めながら写真撮ったり、お話ししたり。
日常とは離れたすごくいい時間だったなあって思います。

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地元の人が迎えてくれたSABANI

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1日目の夜は、SABANIというところで、島民の方に島唄やエイサーを披露していただきました。景色だけが観光じゃない。島の文化を知るというのはとても面白いことだなって思いました。

絵本のような喜界島を旅する

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次の日は朝から数人で車を借りてドライブ。TABIPPOのメイちゃんことゆり。前の日の夜に、白いワンピースと赤いワンピースで悩んでたので、写真に映えるのは赤じゃない?って言ったら着てくれた。ありがとう。

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美しい海。青い空。ひまわり畑。もうなんか、絵本見たいな島だなって心の底から思える美しい島です。

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島の南部には、大きなガジュマルの木がありました。他のグループともたまたま合流したので、みんなで写真を撮りました。人の大きさと比べてもわかるほどの大きな木。トトロに出てきそうです。やばいもうすでにまた喜界島に行きたい。

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次に訪れたのは、百之台公園の中にある七島鼻というところ。喜界島の中で一番標高の高いところです。

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みんなで写真を撮ったり、お昼寝したり。旅っていいなあ。

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絶滅しそうな雑草「ヒメタツナミソウ」

この七島鼻というところで、考古学者の松原さんという方にお会いしました。松原さんが教えてくださったのは、喜界島にしかない雑草があるということ。名前は「ヒメタツナミソウ」。5月から6月には小さな花を咲かせます。2020年に国内希少野生動植物にも認定され採取が禁止されいます。

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地元の人に出会うことで、自分が今まで知らなかったことをたくさん知ることができ、出会いって素敵だななんて思ったり。

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松原さんには、ヒメタツナミソウの話だけでなく、喜界島にも遺跡があることや、サンゴの隆起でできた島にもかかわらず、遺跡から石が発掘されているということから、他の島との交易が盛んであったことなど、島の歴史についてもお話しを伺うことができました。

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松原さんが働いている埋蔵文化センターで、ヒメタツナミソウの絵本をいただきました。ヒメタツナミソウの存在を知ってもらうことが、絶滅を防ぐ方法かもしれない。このnoteを読んでくださってる皆さんの頭のどこかに、ヒメタツナミソウの存在が残りますように。ありがとうございました。

サトウキビの農業体験

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午後からは島民の方々に、サトウキビの農業体験をする機会を作っていただきました。島の一大産業であるサトウキビの生産。貴重な経験をすることができました。

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それと同時に、1tのサトウキビでも2万4千円にしかならない事実も知りました。知らないって怖いなって思ったり。

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大切なコト「グローリー牧場」

今回の旅で一番心に残っている場所。グローリー牧場。

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牧場で出迎えてくれたのは、喜界馬のグラッシーとひかりさん。
傾きかけの暖かな光の中、牧場や喜界島のお話をたくさんお聞きしました。

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この日の夜、宿が取れず宿泊場所に困っていた中、出会ってすぐにもかかわらず、ひかりさんご夫婦が泊めてくださいました。もう本当に感謝しかないです…。夜は、美味しすぎて食べすぎてしまうオレンジをいただきながら、社会人のことだったり、旅の話だったり様々なお話をしました。学びにあふれた有意義すぎる時間を過ごすことができました。

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夜、外に出てみると明るい月があるにもかかわらず美しい星空がそこにはありました。

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翌朝、牧場で子牛にミルクをあげる体験をさせていただきました。体温に近い温度のお湯にミルクを溶かす。飲むことに一生懸命な子牛の姿を見て、生きることに一生懸命だって感動しました。

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牧場で学んだ「いただきます」の大切さ。この体験の中で、ひかりさんと子牛たちに様々なことを学ばせていただきました。

僕らが普段食べているお肉や野菜も、日本のどこかで、世界のどこかで、誰かが愛情をかけて一生懸命に育ててくださっている。頭のどこかで理解しているつもりだったけど、実際に体験して、実感しました。

「いただきます」「ごちそうさま」「ありがとう」

忘れがちだけど大切なこと。心の底から「いただきます」。

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お世話になったひかりさん、ちはるさんと、一緒に泊めていただいたいずみんとの写真。

農業の島

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農業が盛んな喜界島。車で走っていれば至る所で農作業をしている風景を見ることができます。太陽の下で土を耕す仕事。本質的な幸せってなんだろう。

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午後は島で唯一、珈琲豆を栽培している伊地知さんの畑へ案内していただきました。珈琲豆だけでなく、みかんも栽培されています。

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傾きかけた光の中の作物。

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みかんはその場でいただくことができました。

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放し飼いにされている鶏。広いスペースで自由に過ごす鶏。
きっと、負荷も少ないんだろうなあ。

ヤギ料理「茶屋」

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喜界島はヤギ料理が有名らしく、一度はと思っていただきました。人によって好みがあると言われていましたが、とても美味しかったです。

このヤギもどこかで誰かが育ててくださったんだなあ。ご馳走様でした。

島唯一のゲストハウス「ココネドコ」

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島には、ココネドコというゲストハウスがあり、最後の日はここに宿泊しました。ほぼTABIPPOの人だったけど。次来た時は、いろんな人と交流したいなあ。

優しい朝日

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朝6時に起床。島の一番北にあるトンビ崎で、日の出を見ました。薄い雲があって、日の出は厳しいかなと思っていた中、薄い雲がかかってたからこそ、まんまるの優しい朝日が顔を出しました。

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潮溜まりに反射するいずみん。絵になるなあ。

何度訪れても飽きない美しさ「スギラビーチ」

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青い海と青い空。白い雲と白い砂浜。島の中でたくさん海を見たけれど、ここの海が一番お気に入りです。

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ビーチの裏は空港の滑走路。奄美大島から着陸した飛行機を眺めました。
コックピットから手を振ってくれた機長さん。かっこいいなあ。

島の美味しさ「島みかんのクリームパスタ」

島で食べた最後のお昼は、Yuiカフェさんでの島みかんのクリームパスタ。
美味しかったなあ…。

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島一番の絶景「サトウキビの一本道」

喜界島の絶景スポットといえば、「サトウキビの一本道」
サトウキビ畑の中を一本の道路がまっすぐに伸びます。

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一緒に巡った仲間と一緒に写真を撮った。みんなありがとう。

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最後に

最後まで、記事を読んでくださりありがとうございます。今回は、TABIPPO学生支部と日本航空様の企画で訪れた喜界島。「自分を見つめるキカイ旅」というテーマの中で、新しい出会いと発見にあふれた旅になりました。

島の美しさ、人の暖かさ。また絶対に喜界島に行こう。そう思える島でした。

この機会を作ってくださった、TABIPPO学生支部の方々、日本航空内ベンチャーチームWーPITの皆様、喜界島の島民の方々、本当にありがとうございました。

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信号のない島の子供たちのために、作られた優しさの信号。

優しくて穏やかな人でいたいなあ。


ではまた、地球のどこかで。


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